親を安心させる

　今日は、法科大学院（ロースクール）を卒業した人が、司法修習生になるために受験する難関、新司法試験の合格発表の日でした。

　５月に試験があって、合格発表が９月。
　受験生にとっては、つらく、長い、夏でした。

　私も、明日の補講（刑法の答案練習会）の準備をしたり、来客があったり、そこそこ仕事があったのですが、やはり、我が関学ローのメンバーのことを中心に、どうしても気になって仕方がありませんでした。

　勤務弁護士の後輩弁護士が気を利かせて、法務省発表の合格成績を印刷してくれました。
　

　関関同立で合格率１位。

　とてもうれしい。


　合格した卒業生達から連絡が来る。

　ほんとにうれしい。



　でもなあ。関学の合格率が３０％強で、全国平均でも４０％強ほど。
　落ちた人のほうが多いわけです。
　つらいだろうなあ。
　予備校講師の性（さが）もあって、落ちた人のことがどうしても気になるし、まだ、合否のわからぬ教え子達はどうしているのか、もう、合格後のうまい酒を飲みにいってしまっているのか、連絡していいものやら悪いものやら。。。


　みんな、自分の幸せをつかもうとした。
　多くの人が自分の家族や恋人や友人に喜んでもらいたくて一生懸命頑張ったんだよね。
　ほんとに、みんなに、一人ひとりの夢をかなえさせてあげたい。



　今晩、私の母親から電話がかかってきて、写真で娘未来と囲碁を打っていた父が入院したとのこと。

　なんとか、無事帰ってきてほしい。


　僕も、親孝行がしたいです。