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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

【参院選2022】改憲派の自公維国が3分の2を超えたが、改憲派の象徴だった安倍元首相が死去した今、改憲をストップできる可能性は十分ある。最大のリスク要因である泉代表は惨敗の責任を取って辞任すべきだ。

2022年07月11日 | 立憲民主党は維新と組むな

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 2022年7月10日に投開票が行われた参議院選挙。

 125議席が争われましたが、自民63議席、立憲17議席、公明13議席、維新12議席、国民5議席、共産4議席、れいわ3議席、社民とN党と参政党はそれぞれ1議席という結果でした。

 うち比例区(50議席)は自民18議席、維新8議席、立憲7議席、公明6議席、共産と国民はともに3議席、れいわ2議席、社民とN党と参政党はそれぞれ1議席でした。

 とうとう、立民は維新に比例代表野党第1党の座を明け渡し、立民が議席を減らした分を維新が増やして倍増。

 自国維公の「地獄へ行こう」改憲政党が改選議席の3分の2をはるかに超え、ガーシーとかいうまたわけのわかんないの(笑)が議席を得たNHK党と、あらたに議席を得た参政党(危うくトンデモ極右の武田邦彦氏まで当選しかけた)も、日本維新の会と同じく自民よりさらに右の改憲政党なので、125議席中改憲派が少なくとも93議席で4分の3という、護憲派にとっては顔色真っ青のとんでもない結果になりました。

 

 

 これで非改選議席も合わせると、参院でも改憲派は3分の2以上、昨年選挙のあった衆院でも3分の2以上が改憲派なので、数の上では憲法96条が定める憲法改正の発議ができる条件は揃っています。

 しかし、改憲派の象徴的存在でもあり、リーダーでもあった安倍晋三氏はもういません。

 私たち護憲派が80年近く頑張って守ってきた憲法を実際に変えるには、これからまだ莫大なエネルギーが必要なのに、改憲派がまとまる旗頭はいないのです。

 

 実際、岸田首相が無視できなかった自民党最大派閥の安倍派の次のトップが誰になるか、皆目見当もつかない状態です。

 これは安倍氏が3度目の首相返り咲きさえ視野に入れてナンバー2を作ってこなかったことが原因ですが、これから安倍派の主導権争いが激化して、安倍派分裂という事態さえあり得ます。

 まして、「検討使」とさえ言われる岸田首相の尻を叩いて改憲に突き進ませるのは、これはこれで至難の業で、改憲派も決して楽観していませんし、護憲派もそんなに絶望したものでもありません。

安倍氏という後ろ盾を失った高市政調会長は改憲派のリーダーになるどころか、9月の役員任期満了で解任されるだろう。

 

 

 安倍元首相が演説中に殺害され、「弔い合戦」となった自民党は本来より勝ち過ぎましたが、それでももともと大勝するであろうことは衆目の一致するところでした。

 それは、野党第一党である立憲民主党が泉健太代表の「政策立案型野党」=批判しない野党という、腰砕けのナンセンスな路線を取ったことが大きな原因です。

【野党は与党と闘ってこそ価値がある!】立憲民主党の泉代表が「『生活安全保障』という言葉が立民の大きな旗になる」。それなら「経済的措置を武器代わりに使う経済安保より市民の生活安全保障を」というべきだ。

 

 

 実際、「野党」の中でも岸田自民党を批判するポーズだけは見せた維新が躍進し、与党の予算案にも補正予算案にも賛成するというスリスリ路線を取った国民民主が議席を減らした結果からも、自民党に対する批判票が維新の会に流れたことは明らかです。

 それが証拠に、時事通信が7月10日実施した参院選の出口調査によると、特定の支持政党を持たない無党派層の比例代表の投票先は、自民党が26.0%でトップとなり、維新の会が16.9%で2位で、立憲民主党は14.1%にとどまり、2021年衆院選の首位から3位に転落しました。

 2021年衆院選での無党派層の投票先は立民が24・8%で1位、自民が23.3%で2位、維新が18.8%で3位でした。自民が増やした分は安倍氏死去の影響でしょうが、立民は10ポイント以上減らしたのは、泉執行部の無批判路線の誤りのせいであることは明らかです。

【#立憲民主党は維新と組むな】立憲は、共産を除外し維新と組む国対委員長代理会談を撤回し共産とれいわに謝罪。必要なのは維新の排除。共産と維新に等距離を取ろうとする泉健太立憲代表の態度は信用できない。

 

 

 ところが、立民惨敗の責任がある泉代表は辞任しないと言い張っています。

 テレビ朝日の選挙ステーションで、大越キャスターから

「議席が伸びませんが、現状についてどう受けとめていますか」

と尋ねられた泉代表は

「立憲民主党が、総選挙を終えた直後から、維新に支持率を逆転されるという状況で、我々として、ゼロからのスタートであったと思っています。」

と大嘘をついて責任逃れをしました。

 

 立民が維新に支持率で逆転されたのは、泉氏が代表になってから後の話で泉氏の提案型野党路線の失敗の責任です。

 泉執行部が最初からマイナスのスタートだったというのは真っ赤な嘘です。

 泉氏は

「私は、よくここまで持ち直してきたなと、正直、思っているところです。」

とごまかしていますが、衆院選の後、立民をさらにガタガタにしたのは他でもない泉代表なのです。

立憲民主党の幹部会で「日本維新の会への批判を抑えるべきだとの意見が出され、泉健太代表も理解を示した」(時事通信)? 与党も批判せず「悪党」も批判しないのなら、立民は敗北するしかない。

 

 

 これに引き換え、躍進した維新の会の松井一郎代表が参院選の開票を受けた会見で

「来年引退を決めている人間がいつまでもトップにいるのはおかしい」

として、代表を辞任する意向を示したのは敵ながらあっぱれ。

 さすが政治と政策はダメだけどパフォーマンスだけは一人前(笑)の維新ならではで、私は「え!?」と思わず声が出るほど驚きました。

岸田内閣に対する不信任案が否決。これまで真剣に岸田政権と戦ってこようとしなかった立憲民主党の不信任案には説得力がない。しかし野党を標榜しながら不信任案に反対した維新と国民民主は存在価値ゼロだ。

 

 

 これで、大敗しながら代表の座にしがみつく泉立民と、議席を倍にしながら「潔く」代表の座から降りる松井維新との鮮やかな対比が描かれて、立民の支持率がますます下がるのは必定でしょう。

 立憲民主党は是が非でも泉降ろしをしないと、もう党分裂の危機と言えます。

維新との癒着が批判され、参院選公示直前から鳴りを潜めていた橋下氏が、また選挙特番で維新批判のれいわ山本代表に絡む。

 

 

 実際、護憲派の最大のリスクがなぜ泉代表かというと、昨年の衆院選で自民との対決姿勢を見せたから維新が伸びたという事実に目を背けて提案型野党に舵を切ったという政治的センスゼロの泉氏が、国民民主が退潮を続けている事実からも目を背けて、提案型どころか完全な「現実型野党」=与党でも野党でもないゆ党路線に踏み出すかもしれないからです。

 つまり、泉執行部が立民の支持率低下に焦って、憲法審査会での改憲論議に積極的な姿勢で臨んだり、軍事費拡大など自民党の軍国主義路線にも賛成していく危険性さえあるのです。

 こうなると、事は立民内部だけの問題ではなく、我が国の平和主義を根本的に揺さぶる事態になりかねません。

 リベラル左派は、この最大のリスク要因である泉氏を立憲民主党の代表の座から引きずり下ろすべく、批判の声をあげなければなりません。

 そして、今回の参院選1人区32議席のうちで護憲派野党が4議席しか取れないという結果(2019年は10議席)を直視し、再び護憲派野党4党の共闘を模索しないといけないでしょう。

ウクライナ戦争に浮足立って防衛費増大を求める有権者の声に動揺する泉立民代表。しかし防衛費増額を求めない有権者は23~36%。支持率が10%未満の立民はこの中道穏健票を取り込み、専守防衛論を貫くべきだ。

 

 

私個人としては比例区で入れた社民党が得票率2%の政党要件をクリアして福島瑞穂代表が当選。

東京選挙区では苦戦が伝えられていた共産の山添候補が当選ということで、生まれて初めて自分の投じた2票がすべて有効に機能するという経験をしました(笑)。

しかし、泉代表は同じインタビューの中で

「現在の立憲民主党は、旧国民民主党からの議員が数多く合流してある意味、中道政党になっていると私は思っております。」

と言ってしまっているので、自分が所属していた国民民主と同じ方向に舵を切る気満々だと思います。

立民が地獄へ行こうの改憲4党に加わってしまうことだけはないように、護憲派は気を引き締めないといけません。

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【図解】比例代表・無党派層の投票先は?

【図解】比例代表・18、19歳の投票先は?

維新、議席増にも課題 松井代表、世代交代へ辞任表明【22参院選】

 「支持する政党はない」との回答は全体の28.7%。21年衆院選で無党派層の投票先は自民が23.3%で2位、維新が18.8%で3位だった。今回も堅調な両党とは対照的に、立民は10ポイント以上減らし、無党派層離れが浮き彫りとなった。
 従来の野党共闘に加わらず選挙戦に臨んだ国民民主党は7.9%で4位。次いで共産党が6.8%、れいわ新選組が6.3%、公明党が5.7%となった。
 政党要件を満たす9党は、いずれも支持層の8~9割を固めた。自民支持層の約5%が維新に流れる一方、維新、国民を支持すると答えた人のうち、それぞれ約5%が自民に投票していた。
 選挙権を得て5回目の国政選挙となる「18、19歳」の投票動向をみると、自民が37.9%を占め、1回目の16年参院選から一貫してトップを維持した。2位は立民の10.7%、3位は維新の9.6%だった。
 自民はまた、20代以上でも30%台後半の票を獲得。2位は、20代が立民、30代以上が維新だった。

 

 

「ゼロからのスタートだった」“野党共闘”崩壊で苦戦 立憲民主党・泉代表に聞く


7/10(日) 23:15配信 テレビ朝日系(ANN)

All Nippon NewsNetwork(ANN)

立憲民主党は、改選23議席を下回り、議席が伸びません。

◆立憲民主党・泉代表に聞きます。

(Q.議席が伸びませんが、現状についてどう受けとめていますか)
1人区。これは昨年の総選挙以降、いわゆる右の野党と、左の野党が、かなり対立的な動きをするなかで、一つにまとまるという環境が非常に作りにくい状況が生まれました。また、同時に立憲民主党が、総選挙を終えた直後から、維新に支持率を逆転されるという状況で、我々として、ゼロからのスタートであったと思っています。そういうなかで生活安全保障を訴え、物価対策を訴え、また安全保障政策にも責任を持つという立憲民主党の新たな軸を打ち出しました。

私は、よくここまで持ち直してきたなと、正直、思っているところです。その意味では、これからも当面、まだ難しい状況が続きますが、立憲民主党がぶれずに、現実的な政策を訴えていく。そのなかで、核づくりをしていきたいと思います。

(Q.失礼だと思いますが、ご自身の去就については考えていますか)
現時点で、何か考えているものはございません。

(Q.大阪の吉村知事が『自民・立憲の55年体制にはもうしたくない』と言っていました。55年体制という、自民党と万年野党だった社会党の態勢をなぞらえて言っていました。立憲民主党がそういう位置づけになっているという懸念はありますか)
これは維新、特有の、例えば、オールド野党、とニュー野党だと言って、区別化、差別化をしたりする手法でしかありません。これは、大きく、広く、皆さんのなかでそういうことではないと思います。

また、維新もそういった意味では、国会の中で、古い部分が表れてきてるところもあります。我々としては、そういったレッテル貼りではなくて、実際に自民党の中で起きている不祥事とか、おかしなことについては、当然、たださなければいけません。一方で、各法案には是々非々、そして、立憲民主党としての政策提案を行う。これはどっちか片っ方ではなく、必要な政策を出し、おかしな物はただす。この両面ができるという意味で立憲民主党の役割は大きいと思っています。

(Q.一方で、現実としては党の希望は少しずつ縮小しています。例えば、国民民主党という元々、同根の政党ともう一回やり直すとか、保守系の無所属の人たちに対してアプローチをするであるとか、現実政党としてのあり方、力の結集の仕方を考えるときにきているのではないでしょうか)
昨年の総選挙以来、その方向性を私は一歩、一歩ですけど、歩んできていると思います。だからこそ、今回は、生活安全保障のなかで、立憲民主党としては、必要な安全保障、防衛力の強化を行うということも言ってまいりました。あくまで現実的に政策を高めていくということ。

現在の立憲民主党は、旧国民民主党からの議員が数多く合流してある意味、中道政党になっていると私は思っております。いわゆる中道左派と世の中的には言われるかもしれませんが、人権や環境問題、多様性ということを重視しながら経済政策や、産業政策、安全保障政策に責任を持つ。そういう骨太の路線に、今、立憲民主党は立ちつつある段階にきていると思います。

(Q.立憲民主党は強い野党になりたいのか。政権を担う政党になりたいのか。どちらでしょうか)
明確に、政権を担う政党になってまいります。

テレビ朝日

 

 

立憲・泉代表「極めて厳しいかじ取りだった」 辞任は否定


7/11(月) 1:21配信日テレNEWS

立憲民主党の泉代表は、参院選の結果について「極めて厳しいかじ取りだった」と述べた上で、辞任については否定しました。

【開票速報】比例代表・立憲民主党の開票速報ページへ

泉代表は記者会見で、参院選の結果について、「政党支持率においても、維新に逆転を許すという状況の中からのスタートで、極めて厳しいかじ取りだった」と述べました。

その上で、「自民党に対して不満はあれども、それ以外に政権を任せられると認知をされる勢力に、なりえなかったことを痛感している」と敗戦の弁を述べました。

そして、責任のとり方について問われたのに対し、「当然ながら責任を負う立場にある。 結果を十分に踏まえて参りたい」と述べた上で、辞任については否定しました。

また、野党が多くの1人区で敗れたことについて、「野党がなかなか一つにまとまる姿を構築できない環境が続いていた」と述べ、野党連携の不調が敗因のひとつであるとの認識を示しました。

 

 

㊧テレビ局のインタビューで厳しい表情を見せる国民民主党の玉木代表 ㊥開票センターで厳しい表情を見せる立憲民主党の泉代表 ㊨開票センターに入った共産党の志位委員長=10日、いずれ東京都内で

㊧テレビ局のインタビューで厳しい表情を見せる国民民主党の玉木代表 ㊥開票センターで厳しい表情を見せる立憲民主党の泉代表 ㊨開票センターに入った共産党の志位委員長=10日、いずれ東京都内で

 32ある参院選の改選1人区で、野党の候補者一本化は11選挙区にとどまり、自民党と事実上の一騎打ちの構図に持ち込んだ選挙区でも振るわなかった。結果は4勝28敗で、2016年の11勝、19年の10勝から大きく後退し、野党の地力の低下が鮮明になった。安倍晋三元首相が死亡した事件を受け、自民側の結束が強まった可能性もある。
 立憲民主党は1人区で、青森、長野で現職が当選を決めたが、岩手、山梨、新潟で現職が敗北。国民民主党は、山形は現職が制したが大分で現職が敗れた。沖縄は野党系無所属の現職が議席を死守した。
 1人区を巡っては、立民が昨年の衆院選敗北を受けて共産との共闘関係を見直し、両党の一本化は限定的になった。国民民主は共産との連携に反発し、比例票の底上げも狙って積極的に候補を擁立。これまで1人区にほとんど擁立していなかった日本維新の会も、躍進を目指して9選挙区で公認・推薦候補を立てたため、主要野党は21選挙区で競合した。立民の泉健太代表は11日未明の記者会見で「野党の力不足は率直に受け止める。一本化が実現できても勝てなかった結果も受け止め、考えていきたい」と党勢拡大を期す考えを示した。
 自民党は、岸田文雄首相や党幹部らが相次いで三重や新潟、大分を遊説するなど、過去に苦戦を強いられた1人区を重点的にてこ入れした。自民党の茂木敏充幹事長は10日夜のNHK番組で1人区を含め「非常に順調だ。政策の訴えに強い反響があった」と強調した。(井上峻輔)

 

 

「はっきりと身引かせてもらう」維新・松井代表が辞任意向 吉村氏も代表選不出馬表明

2022/07/11 02:20MBS

 日本維新の会の松井一郎代表は、今回の参議院選挙をもって代表を辞任する意向を示しました。

 維新の松井代表は、来年4月の市長任期満了をもって政界を引退する考えをすでに表明しています。

 7月10日に行われた参院選の開票を受けた会見で松井代表は、「来年引退を決めている人間がいつまでもトップにいるのはおかしい」として、代表を辞任する意向を示しました。

 (日本維新の会 松井一郎代表)
 「以前からそういう話をしていたので、既定路線ということです。今回ははっきりと身を引かせてもらう」

 党規約によると、代表選挙は、今後開かれる臨時の党大会で行われる所属議員による投票で、過半数の賛同が得られれば実施されます。

 維新の吉村洋文副代表は「府知事の仕事に専念するため、代表選には出ない」と表明、藤田文武幹事長は「9月の臨時国会が始まる前には代表選を行いたい」としています。

 

 

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6 コメント

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見て良かったこの記事 (時々拝見)
2022-07-11 14:45:33
いや、いつも、見て良かったと思ってますよ。でも、今回は特に「どよーん」とした精神状態にあったので、改憲派の象徴が不在、安倍派も誰がどこへ引っ張っていくのか不明(分裂?迷走?)という点に気づかされ勉強になりました。少し気分が良くなりました。

与党も入れると、「地獄に行こう」ですか。私は補完(補修?)野党で、N国維新(坊バンザイ)と思ってました。(頭に右はつけないように。)
返信する
Unknown (河内のおじいちゃん)
2022-07-11 19:36:23
怒りも叫びもない代表には多くを望めないですね。
かつての民社党は、みんな口角泡を吹いて噛み付いたもんですよ。

批判ばかりしていると言われてシュンとなるな。
批判ばかりされるような政治をするな。
こんな政府を批判しない政党はどうにかしている。
これぐらいの事が言えないのか。

今までやってきた政策を並べて、何もかもダメだから今国民が苦しい思いをしているのだ。
なぜ20年間も賃金が上がらないのか。
なぜ原発から新エネルギーへの転換ができないのか。
なぜ効果的な少子化対策が打てないのか。
なぜ行き過ぎた円安に指をくわえているだけなのか。
何一つ上手くいった政策は無いじゃないですか。
これぐらいの事を言って欲しいよね。

怒れ、叫べ。
私の叫びは国民の声だ。そう言ってやれ。

怒りや叫びがなければ、国民の心に響かない。
国民について来て欲しければ、叫べ。
返信する
[トロイの木馬じゃね?] (バードストライク)
2022-07-11 20:41:33
管理人様、暑い中たくさんの記事をアップして下さりありがとうございます。
体調は大丈夫なんでしょうか。ご自愛ください。

まあ予測されていた通り、自公維新大躍進という選挙結果ですね……
東京選挙区では山添拓が予想外の健闘で3位、太郎も最下位ですべり込み当選だったので、私の一票は生きた (^^)v
比例も投票したみずぽたんが議席獲得し、政党要件も維持できてまずまずでした。
本記事のとおり、改憲勢力が内紛で割れて発議できませんようにと祈るばかりです。

Wikipediaによると、泉健太は昔から党代表選では前原や細野の推薦人になっていたとのことです。
希望の党→国民民主党だったし、私は以前から
『コイツは立憲を中から潰す使命を負った工作員ではないか?』
と疑っていました。
この「提案型野党」だの「野党合同ヒアリングの中止」、そして「野党共闘非推進」姿勢などを見ると、ますます猜疑心が募り、自説が正しいと思えてきます。

もっとも泉健太がそういう人間だと分かっていて敢えて代表に推す者が多かったわけだから、立憲自体がダメダメでセンスがないんだ。
森ゆうこ落選は非常に残念だけど、親分小沢と共に泉を推したんだから、自己責任かな…(泣)

泉健太は辞任して、辻元あたりに代われ。
GWごろ、辻元が上京して演説会をやっているのに出くわした。
お手伝いの人が「本人が来ています。ぜひ話を聞いていってください」と言うのでしばらく佇んでいたが、一向に辻元は出てこない。
諦めて駅に向かうべく後ろを向いたら、辻元が立っていた。

「あ、そこにいるじゃん」と子どもに小さな声で言ったら、気配を察したのか辻元はくるりとこちらに向き直って
「辻元清美です!比例から出ることになりました!よろしくお願いします!」
と言い、チラシをくれた。
私「こないだは残念でしたね」
辻元「頑張ります!比例の用紙に名前を書いていただけると、当選しやすくなります!」
私「応援してますっ!」

辻元は62歳だそうだが、とてもその歳に見えない。
背が高くて、バランスの取れたのびのびとした体つきで、脚はスラリと細いけど強そう。
マスクはしていたものの顔もシワがなく、なかなか美人だ。大いに魅力があったぞ。再び国政の場に出るという強い意欲を感じたし、オーラもあった。

どうせ当選は堅いので投票こそしなかったが、立憲の代表は辻元でいってもらいたい。
(あと泉健太の顔がキライ🥸)(←ひどい😎)
返信する
Unknown (狸子)
2022-07-11 21:33:31
 嫌な予想通りで、良かったのは私も比例で「なくしてなるものか!」と入れた社民が1議席を守れたことだけ、と、どよーーんとしていたのですが、宮武先生のこの記事を見て、前向きな気持ちになれました。
 立憲の泉氏は、あのナンチャッテ野党宣言してからあーこいつやばいわと思っていた。他の党員、議員の士気を落とさないよう、せめて引き際だけでも、と思ったがやっぱりだめだったのですね。私の住む選挙区では立憲がんばりました。与党にも地獄の野党にも自党の党首にも負けずこれからもがんばってほしい。もちろん、れいわにも。
返信する
参院選とこれから (nanijiro-i)
2022-07-12 01:12:00
※いつもすみません。誤字あり、修正再投稿。

まあ、こんなふうになるんじゃないかと思ったとおりの結果ではありました。
わたしは、東京選挙区は山添拓。
全国比例は有田芳生でした。
社民党は2%超でよかったと思います。次回の参院選あたりが性根場/正念場でしょうか。新社会党の岡崎さんが社民党の比例で3番目の票を獲得したのには、社民党で若い世代の候補を欲していることのあらわれなのかな、とも思ったが、どうだろう。
辻元さんの処遇はどうなるんでしょうね。
まあ、外野からの思いつきの意見ですけど、参院国対委員長はどうだろう。選挙は3年後までないのなら、国会を強化する。枝野さんは、なにか役職につくのかな。衆院国対委員長なんて、どうだろう。憲法審査会でも必須の人だから難しいだろうか。
立憲は、2017年に、リベラルの民主系結集軸ふうの位置づけで結党され、2021衆院選では、新立憲として再結集して政権掌握の準備ができていると訴えた。これらは、大きな新しい有権者とのいわば約束だったと思う。それに匹敵するものが、今回はなかったんじゃないかと思う。
枝野さんの昨年衆院選の演説から感じるのだが、ちょっと絶叫調に聞こえるものが増えてきた印象があった。ただ、絶叫調の演説は、その絶叫の背後にある共通認識があれば共感できるが、そうでないときには、ちょっとついていけない感があるかもしれない。「安倍内閣を信任せず」のあたりにはあった、中学校の先生のような語り方が、戻ってきてほしい気がする。中学生に語るときって、語る側にも新鮮さと、その緊張感があるわけだし。というか、大敗した同党には、有権者とどういう新しい約束を結んで、出直すかを考えて欲しい。そこをベースに、新しい結びつきを求めていかなければ、現状はあまりかわらないかもしれない。国会が、その一方の最先端だろうと思う。
党代表と幹事長も勝手な想像で名前を考えたが、ここでは言わない。わたしが考えた名前には、両人とも女性議員というのもある。西村ちなみさんはいい方で実力者だと思うが、森裕子が落選したので、名前はあがりにくいかもしれないね。小川さんは政調会長留任かな。青空対話集会は、わたしは一定評価している。
以上は、泉体制が変わるとした場合の勝手な考え。
あと、辻元さんは最終演説(マイク納め)がよかった。こういう顔をした議員がいいな、と思う動画はこちら。辻元さんは後半10分。とくに最後の5分ほどがいい。
https://twitter.com/tsujimotokiyomi/status/1545712763489890305?cxt=HHwWgsDRibTkvPMqAAAA
返信する
[やっぱりこのオバハンがしゃしゃり出て…] (バードストライク)
2022-07-14 17:42:28
テレビ新潟より

> 連合新潟と共産党は“森さんの当選”という目標では一致しています。野党が結集しなければ自民党の組織力には対抗できない。それは森さん自身が一番わかっていることでした。

一進一退の攻防が続いた新潟選挙区。最終盤には森さんの応援に連合のトップ・芳野友子会長が駆け付けました。

【連合・芳野友子会長】
「労働組合長いので、こういう立場にいると多くの人達から怖いと思われています。怖いんです。絶対曲げないし、自分の考えは筋が通らないことは嫌いなので」

この言葉通り共産党との協力については…

【連合・芳野友子会長】
「もし共産党が入ってきたとするならば共産党の票は入るかもしれませんが、逆に“連合票”が逃げる可能性がありますので。私ども連合としてはこれまでも申し上げた通り、共産党との関係はありえない」
(引用終わり)


来んなバカ!!!
ふつうわざわざ「応援」と称して来県して、そんなこと言わんやろ⁈
このバーサンには怒り心頭な方々も多いと思う。
しかし本人は教育も教養もなく、壊れたテープのような「共産ガー!」しか言えないレベルの人間なのだ。

連合は、本来はトヨタの相原という人が神津理季生の跡目を継いで、野党共闘を進める方針だったのだが、トヨタの豊田章男会長が承諾しなかったそうである。

トヨタは全ト連からの候補者としての古本元議員も推薦せず、「これからの自動車産業は与党も野党もなく協力してもらわないと維持できない」と開き直った。
(あと報ステのトミーこと富川悠太がトヨタ専門ジャーナリストwとしてトヨタに入社、「広報とちゃうんかい」と冷笑されている)

あの〜、私はぱんぴーなので発言を言葉通りに受け止めてきましたが、実は神津元連合会長は共産党も含めた「野党共闘派」だったそうなんですね。
しかし章男の意向は「自民党のサポートを得る」なので、それに沿ってこんなアホなオバハンが選出されたのでしょう。
またこの人は単なる操り人形で、事務局長あたりが実権を握っているのではないかと疑っているのだが、連合事務局長はニッキョーソ出身なのである。

ニッキョーソも自民党・統一・日本会議に乗っ取られてしまったのか、教員の権利を守るという本来の役割がちゃんと機能していない。
ニッキョーソ辞めちゃお、と思う先生方が増えるのもやむを得ないな。かくして自民党の思う壺🏺に…
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