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岸田文雄首相は本当に安倍派を潰しにかかってきていますね。
本当に策士です。
今日2024年2月28日に予定されていた自民党の裏金作りに関する衆院政治倫理審査会について、自民党は当初、出席予定の安倍派などの議員が公開を拒否しているということで、全面非公開と言っていました。
【#確定申告ボイコット】自民党国会議員85人の裏金総額5年間計約5億8000万円を基に計算した「追徴税額」は約1億3500万円(全商連)。庶民は税金に苦しみ自民党議員は非課税【#裏金議員全員やめろ 】
これで世間からもう批判を受けた自民党は野党側に対して、
「記者公開するが映像取材は冒頭のみ」
として、記者による録音は認めるがライブ配信は不可とする案を提示しました。
これに対して、野党は当然映像も含めた全面公開を求めていたので
「一歩前進したが、公開のやり方は距離がある。認められない」
と難色を示して、今日の政倫審の開催はなくなったんですね。
そこで、2月27日に
「自民党の関係者に対して、最良の方法をとるよう指示を出しております」
「置かれた立場を省みて、丁寧な説明を尽くしていくよう党として促していく」
と言っていた岸田首相が突如本日28日に、政倫審に自ら出席し、しかも報道機関にも公開する意向を表明したんです。
岸田首相は首相官邸で記者団に
「今の状況のままではますます国民の政治に対する信頼を損ねる。強い危機感を感じていたところだ」
「志のある議員に政倫審をはじめ、あらゆる場において説明責任を果たしてもらうことを期待している」
と促し、野党が求めていたテレビ中継も認める方式も受け入れたんですね。
これにはたまらず、西村前経産相や武田元総務相ら政倫審に出席予定の自民党議員5人も全面公開に応じると言わざるを得なくなりました。
ここまでは岸田首相、大殊勲に見えるじゃないですか。
少なくとも、公開は嫌だとごねていて、もう安倍派は解散したはずなのに
「安倍派として対応をあわせるため自分だけ公開で応じることはできない」
などとゴニョゴニョ言っていた西村君は大恥かきました(涙)。
東京地検特捜部が安倍派の池田佳隆元文科副大臣を逮捕。すべての安倍派議員への裏金作りに関与した松野博一・西村康稔・高木毅ら安倍派元事務総長らの所得税法違反(脱税)の共同正犯としての立件を期待する。
岸田首相がこの裏金問題で大見えを切るのは2度目。
1回目は安倍派や二階派よりも裏金問題では傷が浅いはずのに岸田派を先に解散すると言い出したこと。
これでめちゃめちゃ裏金を作っていた安倍派や二階派だけ派閥を存続するとは言えなくなって解散に追い込まれました。
岸田首相による岸田派解散は英断ではなく旧態依然たる自民党政治維持のための策略。政治資金パーティ裏金作り問題は派閥の存在が問題なのではない。企業団体献金の禁止、政治資金規正法の厳罰化を曖昧にさせるな。
しかし、岸田内閣の支持率がこのあっと驚くパフォーマンスで上がるかというと、全然上がらず最低記録を更新し続けています。
なぜって、自民党の政治刷新本部は最高顧問が菅義偉前首相と麻生太郎副総裁で、安倍派が9人も入っていて8人は裏金をもらっていた張本人だし、ドリル小渕優子氏やエッフェル姉さんが入っているし。
岸田首相が始めた自民党の「政治刷新本部」の最高顧問が菅義偉前首相と麻生太郎副総裁。「エッフェル姉さん」松川るい氏が幹事で、安倍派から38人中最大の10人と「刷新される側の人間」大集合(笑)。
岸田首相が自民党の「政治刷新本部」に参加させた安倍派10人のうち9人が裏金を受け取っていたことについて「排除の論理は適切ではない」と言いメンバーを変更しないと開き直り。#自民党は利権と汚職と税金泥棒
岸田首相がその後は裏金問題の真相解明については、自民党にたった2問のアンケートをするだけ。
【#自民党政治を終わらせよう】岸田自民党が国会議員に裏金アンケートを開始したが、A4用紙1枚で設問は2問のみ。「記載漏れはあったか」「額はいくらか」。記載漏れの理由や使途は尋ねないアリバイ作り。
国会で二階幹事長なんて50億円もどこかにやってしまった全く使途不明の政策活動費の公開については
「政治活動の自由がある」。
企業・団体献金の規制や禁止については
「企業は寄付の自由がある」
と、岸田首相は自分たちの人権保障ばかり言い募って、ちっとも自民党の政治とカネの問題を改革する気がないことが丸わかりだったからです。
そして、岸田首相は全然気づいていないようなんですが、明日2月29日と30日に行われる政倫審で、岸田首相と安倍派などの連中が全員こぞって、
「記憶にございません」
「会計担当者に任せていました」
「秘書に任せていました」
「自分は知りませんでした」
とかなんとかこれまで通りの説明を繰り返したら(そう言うに決まっているんですが)、せっかく自分も政倫審に出る、それも全面公開で出ると言い出して、他の議員にも公開を飲ませたことが全部裏目に出るんですよ。
なにしろ、岸田首相と不愉快な仲間たちが延々と同じようなごまかしを言い続けることがテレビで2日間報道されまくるんですから。
さあ、岸田首相、勝負どころですよ。
西村君らが誤魔化しの答弁では許されないと覚悟を決めるくらいの正直な説明ができるかは、あなたの答弁にかかっています。
裏金問題にも統一教会癒着にも取り組もうとしない岸田内閣の不支持率が、毎日新聞の世論調査で82%で、内閣支持率を初めて質問した1947年7月以来最低。我々は「新しい自由民権運動」を始めるべき時だ。
策士策に溺れるという言葉がありますが、岸田首相は最初から政治改革なんてまともにやる気がないんだから、政倫審を公開でやろうが何をしようが、小手先の見せかけのパフォーマンスではうまくいくわけがないんです。
党内での権力維持と派閥力学ばかり考えている岸田首相はもうとっくに溺れています。
自民党政治は詰んでいるんですよ。
私たち主権者は、もうとっくに負けているはずの自民党が王様を将棋盤の外に逃げ出させるようなズルをしないように、しっかり監視して勝負をきっちり終わらせないといけません。
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政倫審に首相と自民5議員出席 全面公開、29日から2日間
自民政治資金問題
2024年2月28日 16:59 日本経済新聞
岸田文雄首相(自民党総裁)は29日、派閥の政治資金問題を巡って開く衆院政治倫理審査会に出席する。報道機関に公開する形式で自ら説明責任を果たす考えを示した。現職首相としては初めてとなる。安倍、二階両派の幹部5人の審査についても3月1日までの2日間、全面公開で開催する。
衆院政倫審は28日の幹事会で、首相ら6人の自民党議員が出席を申し出た審査を開くことに合意した。議員・報道関係者の傍聴とテレビ中継を認める。
首相と二階派で事務総長を務めた武田良太元総務相が29日に出席する。安倍派の塩谷立元文部科学相、高木毅前国会対策委員長、西村康稔前経済産業相、松野博一前官房長官の4人は3月1日に予定する。
首相は28日、自ら出席し報道機関にも公開する意向を表明した。首相官邸で記者団に「今の状況のままではますます国民の政治に対する信頼を損ねる。強い危機感を感じていたところだ」と語った。
首相は「志のある議員に政倫審をはじめ、あらゆる場において説明責任を果たしてもらうことを期待している」と促し、自民党議員5人も全面公開に応じる考えを示した。野党が求めていたテレビ中継も認める方式になったため2日間の開催が固まった。
政倫審は委員の申し立てや議員本人の申し出に基づいて審査する。政治倫理に関する疑惑を持たれた議員が弁明する場との位置づけだ。衆院で過去8人の議員が出席した。
審査会の規定は原則として傍聴を認めないものの、議決すれば公開も可能と定める。本人の意思を尊重すると規定する。過去の例ではほとんどが公開し①議員か報道関係者のみの傍聴②議員・報道関係者ともに認めテレビも中継――といった形式があった。
首相が自らも出席するのは政倫審の問題が2024年度予算案の審議日程にも影響するからだ。能登半島地震に対応するための一般予備費1兆円も含む。政府・与党は予算案の23年度内成立が確実となる3月2日までの衆院通過をめざしている。
与野党は27日の協議で28日の政倫審開催を見送っていた。公開の可否について折り合わなかったのが理由だ。首相は「マスコミにオープンになるかどうかが大きな議論になっている」と指摘した。
28日と29日に開催することで与野党が大筋で合意していた衆議院・政治倫理審査会めぐり、自民党は27日午後、安倍派の西村前経産大臣と二階派の武田元総務大臣が公開での審査に応じる意向を野党に伝えていました。
このため、28日予定されていた政倫審の開催は見送られることになりました。
関係者によると、出席を断った西村氏は、“安倍派として対応をあわせるため自分だけ公開で応じることはできない”と難色を示したということです。
自民党側の混乱が浮き彫りとなる中、野党側は説明責任など追及を強める方針です。
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公金吸いスギタ…、ところで、汚染水脈はどこへ?
Sin安倍派の杉田氏、小物の割には裏金の額が大きいようで。
負の遺産しかない安倍政治。