断捨離な日々

埋もれた歴史も面白い
縄文からの日本文化が興味深い

<大阪市>全原発廃止、関電に株主提案へ ~ 正しい判断だね

2012-03-19 | 脱原発

<大阪市>全原発廃止、関電に株主提案へ

毎日新聞 3月18日(日)21時11分配信

 大阪府と大阪市の「エネルギー戦略会議」が18日、大阪市役所で開かれ、市が今年6月ごろの関西電力の株主総会で提出する株主提案の骨子を固めた。「可及的速やかに全ての原発を廃止する」ことや、原発を推進してきた「電気事業連合会」(東京都千代田区、電事連)からの脱退などが柱。府市は来月上旬に株主提案の内容を正式決定する方針だ。

 関電への株主提案は、橋下徹市長が市長選の公約で掲げ、脱原発依存や発送電分離を求める考えを表明していた。今回判明した骨子では、更に全原発の廃止にまで踏み込んでおり、関電や経済界に波紋を広げそうだ。

 この日の会議には橋下市長は出席せず、古賀茂明・大阪府・市特別顧問などエネルギー政策を担当する府と市の特別顧問や特別参与、担当職員らで議論した。全原発の廃止を求めることに異論は出ず、一部の特別参与からは「脱原発を目指すとはっきりさせた方がいい」と廃止の時期を明示すべきとの指摘も出た。今後の会議で具体的な検討を進める。また、関電など電力10社でつくる電事連からの脱退については、「原発をはじめとした国民全体の不信感を払拭(ふっしょく)するために必要」として盛り込む方針。

 骨子では、原発について▽立地地域の地震・津波に関する調査を実施し、安全対策の構築▽使用済み核燃料の処理方法の確立▽需要が供給能力を上回る場合のみ最低限の稼働を検討--と明記した。経営体質強化の観点から政治家への寄付やパーティー券購入など不要コストの削減なども盛り込んだ。積極的な情報開示も求めるとし、こうした内容について株主総会で定款変更を求める方針だ。

 市は、関電の発行済み株式の約9%を持つ筆頭株主だが、定款を変更する場合には、株主総会への出席株主数(委任状含む)の3分の2以上の賛同を得ることが必要で、市は今後、関電株を保有する神戸市や京都市にも協力を要請、他の株主へも支持を訴える。

 関西電力は「内容を承知していないので、コメントは差し控える」としている。【林由紀子、佐藤慶】
 
*****
 
故郷の福島をメチャクチャにされて、これから何十年も その影響を受け 今だに収束していない福島出身の私と
 
すれば、当たり前の判断だし、それを明言した大阪市を称賛したいね。
 
最近、自然エネルギーのTV番組も増えて、こんな夢のようなエネルギーがあるのかと感心したり、
 
福島での地熱発電に力を入れるというのにも、以前から それがいいと思っていたし、
 
そちらの方にシフトするのが 日本の正しい選択で、それしかないと思う。
 
当面は 天然ガス等に頼るにしても、これについては、正しい政治判断を橋本氏は
 
したと思うね。 普通の日本人は、そう思っている人が ほとんどだと思うし。
 
東京での 関東大震災並みの地震の可能性も指摘されているし、日本というのは、古代から
 
厳しい自然災害が多く、それにさらされながら、生きのびてきたのが日本人なのだから、
 
核でエネルギーを得ようなんて、危険きわまりない事をして、自然の厳しさを忘れることは、
 
傲慢以外のなにものでもなく、自滅の道だからね。