断捨離な日々

埋もれた歴史も面白い
縄文からの日本文化が興味深い

先進国がデフォルトする日

2009-11-08 | 金融危機

ニューズウイークの記事では、裕福な先進国も、多額の借金をしていて、

財政赤字が膨らんでいるので、”貸し手も貸し出しを続け、政府は

これからも借金返済を続ける”という前提が崩れる日が訪れるかも

しれないとしている。(借りた金は、返さない!宣言) 

ドルの信認が崩壊する可能性があるとして、

その例として、日本を上げている。 09年の債務残高のGDP比は

200%に近づいている。 日本は経済の伸び悩み、度重なる景気刺激策、

社会の高齢化、世界的景気後退を背景に債務残高のGDP比は、

300%になりえて、将来的に日本政府は、消費税を12%に引き上げ、

支出を大幅に削ることになるだろうと JPモルガンは予想している。

でも、日本は、日本の投資家が日本国債を支えていて、貯蓄率の高い

国民性のお陰で政府は 好きなだけ借りられている。 この記事で

日米欧の政府のデフォルトの可能性を示唆しているけど、一番

危ないのは、アメリカだと思う。 なにせ、FRBが米国債を買い取る

~つまり、ドルを刷りまくって 米国債を買っているという禁じ手を

使っているぐらいだから。 アメリカが日本より 中国を重要視しているのでは?

というのが多いけど、今のアメリカの状況だと 中国が米国債を

買い支えているのだから、当然なのだろうと思う。 日本は属国だから

簡単に売ったりはできないけど、中国は、その可能性もある訳だから、

中国の顔色を見ざるを得ないし、中国は、これから 発展していく訳で、

金のなる木でもあるのだから、衰退しつつあるように見える日本より

重視せざるを得ないのだろう。 (最近の欧米の記事は、中国、インドばかりで

日本の記事は、経済対策の失敗例として出ているぐらいだ。~

巨額の財政赤字、低賃金の派遣労働者に支えられた経済で、支出が

伸びず、内需も期待できない とか~自民党、反省しろよ!!)

アメリカは、いづれ デフォルト~それも、計画倒産を企画していると

いう事をいう本もある(計画倒産国家 アメリカの罠

http://www.bk1.jp/product/03115862

http://money.mag2.com/invest/kokusai/2009/10/post_134.html

アメリカは、したたかに計画倒産と、次のステージでの発展を画策している

としている。 米国債も、紙くずになる可能性もあるという事だ。 

(ニューズウィークでも、先進国は、日本の将来のように政府支出を抑えた上で、

12%の消費税をとるような事態になれば、国民に痛みを強いる事になり、

かえって、経済を弱体化させ、赤字を増やす結果になりかねない。

それよりは、債務の全部もしくは、一部を不履行にする方が他の方法より

経済的・政治的なイメージが少なくて済むという結論に達するかもしれないと。 

債務不履行は、国の信任失墜して景気が低迷するか、ハイパーインフレか、または両方を味わう事になる 

でも、そんな事態を現実味をおびる程、今の状況は厳しく、何が起きるか

分からないとしている)

オバマ大統領が アメリカのデフォルト宣言をする!なんて事になったら

日本の海外資産(米国債がほとんど)は吹っ飛ぶから、

財政赤字だけが残る事になるし、日本も大変な状況に 

なんか、非常に不気味だけど、あり得ない事態ではない。

でも、米破綻の可能性を書いている本も、世界の中では 日本の将来は

暗くないような結論になっている。 金融で欧米ほど痛めつけ

られていない事、しっかりした製造業、これからの産業の環境産業での

先端性とか、それを 信じていくしかないだろうね ガンバレ!日本!

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