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断捨離な日々

埋もれた歴史も面白い
縄文からの日本文化が興味深い

日本の経済発展のカギ~中国市場、生産拠点から消費者市場に

2009-11-18 | 中国

[ソウル 31日 ロイター] 韓国外交通商省のキム・ジョンフン通商交渉本部長は31日、中国市場について、以前は生産拠点として中国に注目する韓国企業が多かったが、最近は消費者市場としての中国に関心が集まっていると述べた。

 ロイター・チャイナ・インベストメント・サミットで述べた。

 中国は韓国最大の貿易相手国。

 本部長は、両国間の貿易は引き続き急ピッチで拡大するとみられるが、韓国は中国に対して技術面での優位を維持する必要があると指摘。中国企業の海外進出は「大きな脅威」だと述べた。

 本部長は「韓国と中国が外交関係を樹立した1992年、両国間の貿易額はわずか50億ドルだったが、2008年には1700億ドルまで拡大した。16年で34倍になった。信じられないペースだ」と発言。

 今年の貿易額は2000億ドルを超え、今後も貿易額の増加が続くとの見通しを示した。

 本部長は「中国経済は年8%の成長が続いており、生活水準が上がっている。中国経済は、単なる生産拠点から消費者市場へと大きな変化を遂げつつある」と指摘。

 高速鉄道、原子力発電所、グリーンエネルギーなどインフラ事業にも大きな投資機会があるとの認識を示した。

*****

世界中から 今や 中国に投資が流れているようで、中国は バブル的に

発展しそうだ 中国は、共産党一党支配なので、トップの判断での

国の方向転換が早い。 民主主義国では、合意に至るまでの時間と

コストがかかる。 世界的な金融危機も、中国政府は、見越して、

サブプライムローンを含む金融商品に注意するよう、金融機関に警告をして、

監視した為、被害が少なかったようで、中国は、外部危機に強いようだ。

弱点は、内政に弱いところ。 格差(地方と都市部、漢民族と少数民族)が

大きく、中国の所得上位10%の収入総額が貧困層の10%の収入総額の100倍

以上あるという格差や共産党幹部の腐敗を原因とする農民暴動、民族暴動

が頻発している。 (日本は、格差は広がったけど、中国ほどではなく、

その点では 日本の方が社会主義的) それでも、中国の発展により

農村でも少しは、収入が増えているようだけど、この点を変える事が

課題だろうし、中国の所得が向上すれば、世界にとって、巨大な市場になる。

日本の高性能の付加価値の高い商品は、中国の富裕層にとって、

魅力的で、その富裕層や中間層が、急激に増えている中国は、日本に

とっても 素晴らしい可能性を秘めているという事だ。 なにせ、車の

所有率が5%しかない。 だからこそ、上海モーターショーは、世界の

自動車メーカーが必死の売り込みで、活況となったのだ。

その上、意外に資源の少ない中国(だからこそ、資源獲得の為、中国は

必死なのだ)が発展していけば、今までのエネルギー効率ではやっていけないし、

日本の省エネルギー技術や環境技術が必要になってくる。

日本は出番がたくさんありそうだ。 それと、懸念としては、日本が

一人あたりのGDPがアメリカを抜いた時、アメリカからジャパンバッシングを

されて、その後、日本は低迷していくのだけど、中国も チャイナバッシングを

警戒している。(人民元の急激な切り上げ~日本がやられたプラザ合意の

ような事) アメリカも、金融危機で瀕死の経済では、中国頼りなので、

しばらくは 封印して、そのかわり、中国は米国債を売らないという事に

持ちつ持たれつの”チャイメリカ”の関係は しばらくは 続きそうだ。 

もちろん、知的所有権の問題もきちんとするよう持っていく必要もある。

日本の民主党は、中国と太いパイプを持っている。 だからこそ、

それを活用して、内需と中国、インフラ産業の可能性の高いインドをはじめとする、

これから発展する新興国への輸出に力を入れる政策が ぜひとも

必要だし、それが、日本の発展にもつながると思う。 

(中国、インド、新興国との貿易の利益は、アメリカのように、そのかわり

米国債を買え!!という圧力にはならないのが、なにより、いいと思うしね。

つまり、外貨準備を日本の国益に合った投資ができるという事だから

もう、日本の財政では米国債は支えきれないからね

中国経済の真実 http://www.artdays.co.jp/books/09/china/book.html

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大国を目指す中国から見た日本人に学べ!

2009-10-16 | 中国

最近の中国のブログには、日本に学べ!というのが多い。

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http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0404&f=national_0404_016.shtml

【中国のブログ】中国から見た日本「恐ろしい日本人に学べ!

社会ニュースY! 2009/04/04(土) 14:09

  1994年、広島で開催されたアジアオリンピックの閉会式終了後、スタジアムにはゴミ一つ落ちていなかったという。これについて世界中の主要紙が「恐ろしい!」と報じた。このブログは日本人が恐ろしいと評される理由を挙げ、日本人に学ぶべきと提言するものである。以下はそのブログより。
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  私はこれまでに一人の日本人とも接触したことが無く、日本人に対しても好印象は持っていない。私の日本人に対する理解は年長者から聞いた話や本や映画、テレビを通じて知ったことばかりである。

  2005年4月、深セン市で日系スーパーが開店したその晩に見るも無残な姿に破壊されたのを見たことがある。私は中国の中部地域の小さな街に住んでいるが、このような街でもトヨタやホンダの車が破壊されるという事件が発生したこともある。

  私もかつては「日本製品のボイコット」という概念を持っていた。しかし、日本製品は使ってみるととても便利で、考慮が細部にまで及んでいる点が使用者に温かみを与えている。日本製品の質の良さとコストパフォーマンスを考えると、私にとって「日本製品のボイコット」は到底できるものではない。

  書籍「醜い中国人」の作者、柏楊氏はかつて、「日本人は一人だけであれば虫のような存在だが、三人集まれば龍になる」といったことがあるが、これの正反対の存在が中国人である。感情抜きで日本人を見れば、我々中国人に欠けている多くの美点を日本人の中に見出すことが出来るだろう。

  1994年、広島で開催されたアジアオリンピックの閉会式終了後のことだった。スタジアムには閉会式を見るために6万人が集まったが、彼らが去ったあとにはゴミ一つ落ちていなかったという。これについて、世界中の主要紙が「恐ろしい!」と報じたものである。

  95年に阪神大震災が発生した際、ある銀行が被災者向けに無担保・無利子の融資を行った。融資の条件は名前と連絡先を記載することだけであったそうだが、この融資を受けた全ての被災者が返済したという。こういった部分こそが日本人は「恐ろしい」と言われる所以であろう。

  過去の日本人に対する感情を持っているため、我々は今日の日本人の姿を正しく捉えられていない。私は感情的になって日本人を恨み続けるよりも、冷静になって日本人に学び、自らを向上させるべきだと考える。敵であろうと味方であろうと、優れている箇所は学び、取り入れるべきだ。報復のための最も良い方法は相手よりも優れる存在になることである

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典型的な中国のブログだけど、ついに、中国は、今年、日本を抜いて 世界第2の

経済大国になりそうだ。 経済だけでなく、マナーや規律、勤勉さ等を 日本に

学ぼうというキャンペーンをしているようで、それがなければ、”世界の大国”

にはなり得ないからだろう。 まだまだ時間は、かかりそうだけど、そういった

ものを身に付ければ、世界の覇権は、中国に渡るのかもしれない。

上記のような内容のブログは、日本に行った事のある中国人のブログが

多く、中国の金持ち層~中国共産党の幹部や富裕層が多いだろうから、

中国共産党のキャンペーンだと思う。 これには、2つの側面があると

思うのだけど。  一つは、大国中国を目指すためには、日本人が現在

持っている素養を 中国人に身につけさせる事。 もう一つは、中国で

反日感情が強いのは、もちろん、日本政府の対応もあるけど、

中国政府のかつての政策でもあったのだろうと思う。 でも、今、中国では

急激な格差の広がりで、”勝ち組”と”負け国”の格差がすごく、 都市部や地方、

一般住民と暴利をむさぼる富裕層に対する不満がたまっている。

 ガス抜きの意味での(政府は、自国の政府に対する不満をそらす為、

外国勢力への不満に火をつけ、ガス抜きをさせるのは、色々な国でやっている)

政府による反日デモが 最近では、ガス抜きどころでなく、何十万人もの

反日デモになり、それが、反党デモになりかかり、あわてて 抑えにかかった

という事があって、”天安門事件”の悪夢を思い出したからと伝えられている。

反日デモをほおっておく事はできないし、反日感情をあおるのも、賢明では

ないという事になったのだろう。 だから、日本の政治家が靖国神社に

行くというのは、中国政府には、国内治安的には、恐怖なのだと思う。

(アメリカの言いなり売国小泉首相が 靖国神社に行ったのは、

アメリカが望んだからだと思う。 アメリカは、日本や中国、日本やロシアが

仲良くするなど、アメリカの国益に反すると思っている訳で。 仲が悪い方が

都合が良いのだ

それにしても、かつて、日本は 古代中国の賢人達に、精神のあり方、

マナーや礼儀や勤勉を学んだものだけど、中国は残念ながら、特に

西洋式なマナーは 発展途上のようで、でも、こういうブログを見ると

普段は 当たり前だと思っている日本の良さも、再発見できる

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