日日是好日

「アナザー・カントリー」について、実に主観的に書き散らしてます。
たまに身辺の雑記も。

ある一節

2013-09-15 20:54:13 | ほんをよんであふれたもの
1982年の暮れ……僕は旅立った


蔵前仁一  あの日、僕は旅に出た。

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蔵前仁一の本はほとんど読んでいるのに、
この日付には気づきませんでした。

私がGMに出会ったのとほぼ同時に、
彼はインドに旅立っているんですねえ。

ちなみに私はインド病にはかかったことがありません。
ごく軽いミャンマー病の気配はあったけど。
目の前にかかりて安眠させてくれなかったのは、
タイのカオサン通りです。

いつの間にか、旅に出なくても生きていける体質(?)を獲得してました。
昔は日本に帰ってきて三日もたつと、
カオサンの旅人の群れが頭を占拠したし、
一か月後には日本の粘ついた米が喉につかえたものです。

もしかしたら、小説を書くことで、
海外よりも遠い場所に行けるようになったからでしょうか?