日日是好日

「アナザー・カントリー」について、実に主観的に書き散らしてます。
たまに身辺の雑記も。

原作

2013-10-27 15:26:44 | ガンダムUC その他
「ガンダムUC」を読むまでは福井晴敏の名をまったく知らず、
「ガンダムUCの小説を書いた人」としか認識していませんでした。
どうしてフツーの小説家が、ガンダムの小説を??と不思議だったりした。

ウィキで、「福井とガンダム」でわざわざ一段もうけられ、
「雑誌などで福井について取り上げられるとき、「大の『機動戦士ガンダム』ファン」「自他共に認めるガンダムマニア」などと書かれることがあるが」
なんて一節を見て、ぽかーんとしてしまった。

ああ、そうか。
小説家がガンダムにふと興味を抱いたんじゃなく、
ガンダムファン(正確には冨野ファンらしい)が、
小説家になったのか。

彼が小説家としてデビューする前にすでにガンダムは放映されていたのだから、
そういうこともあるんだ。

かつてのいちファンが、
スタッフとして作品に関与できる。

息の長い作品なら、そういうことも可能なのだ。

何か、うらやましいです……。

雨の音……は、いいのだが

2013-10-17 21:46:33 | 日日雑記
ごく近海を台風がよぎったので、
雨も半端じゃなかった。
昨日の朝は大変でした。

いつもと同じ時間に出勤。
最初は、休日なみにガラ空きでした。
要は利口な人は自宅待機で様子を見ていたんですね。
利口じゃないサイト主は、快調快調♪と車を飛ばし、
で、ある一点から、ピクリとも動かなくなった。

遅刻間違いなしと、
生まれて初めてハンドルを握りながら電話をかけるも、
会社は応答せず。
同僚にTELすれば、
「今日は午後からだって、いま電話がまわってきたよ」
がび~~ん。
むりやりUターンして、一時帰宅。

そうしながら、例によって頭は目の前以外のことを考えていました。

スペインやフランスでは、
オフィスから自宅に戻って昼食を摂る人が多いって言いますよね。
これって、けっこうストレスが溜まる習慣では。
往復の時間もですが、
何より昼日中に、朝に別れた家族の顔をもう一度見るのって、
なんか妙な感じです。

「朝・夜・週末」用の家族と、
「ウィークディの昼間」用の家族って、
別人のような気がする。
(そういうSFでも読んだ過去があるのかな)


雨の音……

2013-10-15 21:01:54 | 日日雑記
あらあら、ようつべなんか要らなかった。

外出はなるべく避けろと、気象庁は言いますが。
台風だから会社行かないーって人は、あんまりいませんね。
ナカトモコの「美女姫」シリーズで、
「雨が降るから大学を休む」に、
高等遊民の浮き世離れを見たことがあったが。

さらに気象庁の言質をとれば、
台風がまさに頭上を横切る予定。
隣家の瓦が飛んでこなきゃいいけど。
(二回ほど被害あり)

メインサイトについて

2013-10-13 13:03:48 | (メインサイトについて)
カテゴリーも作っちゃったし、何か書くべえかと思うのですが。

書きたいことは全部、小説に書いちゃっているしなあ。

思い出すのは幼い日々。

小学生の頃、私の下敷きも筆箱も、
すべて絵で埋め尽くされていました。
その頃はお話を字ではく、絵で作っていたんです。
描ける絵と言ったら左向きの女の子の顔だけだったんだけど、
足りないところは頭の中で補足修正しつつ、
とにかく作るのを止めませんでした。

クラスメイトの素のままの文房具が、
不思議でなりませんでした。
どうして描かずにいられるのだろうって。

それだけじゃ足らず、
よく近所の文房具店で藁半紙を買ってました。
50枚とか100枚単位で。
そこもまた、絵、絵、絵、で、埋め尽くしていくんです。

高校生くらいになると、
(多分、ノートを先生に提出することがなくなったから)、
今度はノートが被害に遭いました。
板書以外、余白はすべて絵。

奇妙なのは、どうしても「授業用のノート」じゃなくちゃいけなかったこと。
いちど友人が見かねて、
別に白紙を用意して、そこに描けばいいのにと提案してくれました。
なるほど一案とやってみたんだけど、
それじゃあ上手くないんですよね。
どうしても、授業用のノートじゃないと。

どうもその頃から、
「お前の仕事はこれだ」と言われると、
他のことをしたくなる性質だったらしい。
授業のことを写した文字の傍に、
アナザーカントリーの世界を自ら構築する。
そうせずにはいられなかった。


GMを知った後、とにかく「自分なりのGMストーリー」を書きたくて仕方なかった。
なぜ、なんてわからない。
今度はもう「どうしてみんな、無地の下敷きを前にして絵を描かないでいられるのかしら」
なんて、不思議に思う余裕さえありませんでした。

裏ページに書いたような次第で、
書いては筆を折り書いては筆を折り書いては筆を折りの連続で、
いやもう、無間地獄でした。


人ひとり生まれて、次の世代を作るほどの時を経て、
よーーーーやく書けるようになった。
サイトを作り始めたころに比べたら、更新スペースはいくぶん落ちていますが、
それでも「書ける」のは本当に幸福です。