日日是好日

「アナザー・カントリー」について、実に主観的に書き散らしてます。
たまに身辺の雑記も。

二つの祖国

2019-04-14 21:10:07 | 日本のドラマ
原作を読んだ時も感じたことだが、
エミー(賢治の妻)は、米製ドラマの女性キャラそのもの。
こうやってテレビドラマになると、いっそうはっきりします。
そのせいか、ついつい彼女の方に感情移入してしまう。

「事態を丸くおさめるために我慢する」のが仕事だった女。
彼女らが反抗しはじめたのは、いつごろだったのか。

これは……

2014-08-16 22:46:23 | 日本のドラマ
向田邦子の戦時下もの。
筒井道隆が出るので見たが、
なんとも。

最初のうちは、三姉妹のドタバタがやや面白かったが。

こういうものを作ろうと考えるテレビのスタッフは、
いったい何を求めているのだろうか?
「何も、難しいもの詰めなくてもいいんだよ。
戦争はいけないね、悲しいね、人が死ぬねって、
それだけ視聴者に念を押せればさ」

すでにタイトルさえ思い出せません。


戦争もので一番印象深かったドラマは、
やはり「おしん」でした。
終戦で、なぜおしんの夫の竜三が自害せねばならないのか。
やや唐突な死に、
見ている方は疑念を抱く。
ライターが、「本当は」「誰の」責任を問いたかったのか。
その答えがおぼろに見えれば、
戦争ものは、おろそかには作れない。

ゴンゾウ

2014-07-02 20:23:59 | 日本のドラマ
中古で購入。
「事件発生:7月2日」とあります。
今日じゃないか。

内野聖陽が人気ですが、
私はむしろ、筒井道隆の抑えた演技に惹かれました。
(最終話がいいんだよ~~~)

(「ガラスの仮面」の、
大げさに演じるのは簡単だ、を思い出した。
笑えと言われてわずかに口の端をあげただけの北島マヤ。
地味に演じるのは難しいけど、
上手くやればいいダシが出ます)

10回完結で、最初から最後まで盛夏。
外の場面は一度に撮影したのだろうな。
季節感を全面に押し出した続き物は好きです。
「ペルソナ」(ファースト)も、
地方の豪雪都市の冬に始まって、
長い冬が終わるといきなり夏になり、
それからゆうるりと季節が廻った。


「ペルソナ」も買っちゃおうかなあ。

……と。
「日本のドラマ」のカテゴリで話し出しても、
すぐ別に方向に行ってしまう。
子供のころから「これだよ」と目の前に突き付けられると、
ふっと目をそらすところがありました。
敷かれたレールを踏み散らすだけで、力尽きたりして。