楽農倶楽部(別館)

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ドブで養殖したウナギとプールで養殖したウナギでは、どちらが衛生的かな?

2006年10月01日 14時55分15秒 | 環境・農林水産業
 経済オタクやサヨクの連中は、保守派の者がゼノフォビア(外国人恐怖症)に陥っているとクチにするが、実際には言うべきことを言っているだけのことである。
 中国や韓国などの顔色をうかがって、媚びへつらっているばかりの経済オタクやサヨクの連中こそが、ゼノフォビアに陥っているのではないのかな?

 ρ(・・。)これ、その経済オタクかつサヨクのゼノフォビアの見本です。

Letter from Yochomachi
余丁町散人の隠居小屋 - Blog
集団ヒステリー的なゼノフォビアがニッポンを支配しつつある?
http://homepage.mac.com/naoyuki_hashimoto/iblog/C1084425330/E20060929190051/index.html
NHK首都圏。DNA鑑定でも国産品と見分けがつかない中国・台湾産のうなぎを見破る分析手法を水産総合技術センターで鋭意開発中であると。専門家が見ても、成分の科学鑑定をしても、全くわからないうなぎの原産地判定(もちろん農薬成分とかの科学的判定でもわからない)。それを判定する技術を開発するという。一体何のためにそんな無駄な税金を使っているのだ?
もちろん国内生産者の利益を守るためだ。ナイーブな消費者のおばさんたちは、たとえめちゃ高くとも「国産品」が安心だと洗脳されているから国産品を買うらしい。でも国産か外国産かは、専門家が分析してもいまの技術じゃわからない。それでは国内養殖業者は困るので、お金を使ってハイテクを駆使するということになるらしい。


 中国などの非衛生的な養殖ウナギを売りさばいて、暴利をむさぼりたい貿易商人の連中にとっては、無駄なように見えるかも知れませんけどね。
 まぁ、上の文章は無知からくるものと認識させていただきましょう。

判定方法とは、国産のうなぎはハウス栽培(?)みたいなもので、遮蔽された人工的なプールで養殖するが、それに対し台湾では露地池養殖でありウナギに土壌の成分が含まれることになるので、それをハイテクでもって判定するのだという。判定すれば「悪い」ウナギが区別できるらしい。
ちょっと考えてほしい。遮蔽された人工的コンクリートプールで養殖されたウナギと天然池に近い露地池で育ったウナギと、どっちが天然ウナギに近い?


 ちょっと考えればわかることですが、人工的なコンクリートプールのような養殖場のほうが、ウナギの養殖の際にたまったエサの残りかすやウナギの排泄物などの汚泥をきれいに除去できるから、ご隠居さんの言う露地池より衛生的なのですな。
 汚泥の除去のできない露地池なんて、コンクリートプールの養殖場の状態と比べりゃドブみたいなもんです。
 まぁご隠居さんにとっては、ドブのような環境で育ったウナギが天然ものに近いのでしょうかね?(^^ゞ

 露地池で養殖して日本の衛生基準に適合したウナギの養殖ができるなら、日本の養鰻業の方々もわざわざコンクリートプールみたいな養殖場などはつくらないでしょう。
 d(・・。)これ、ちょっと考えれば誰もが気づくことだと思うのですがね。

農薬や有害な重金属の含有量とか、国民の健康に影響を与える指標で区別するならまだわかる。税金を使ってもいい。しかし、これはそういう観点ではなく外国産であるからという理由だけでウナギを差別して国内業者の利益を守ることだけに費やされる税金だ。

 不衛生な養殖場では抗菌剤が多用されます。

厚生労働省:中国産養殖ウナギから合成物質検出 2005/08/05(金) 12:21:59 [中国情報局]
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2005&d=0805&f=national_0805_003.shtml
 厚生労働省は4日、輸入時のモニタリング検査において、中国産養殖鰻加工品から、日本では食品への含有が禁じられている合成抗菌剤マラカイトグリーンが検出されたことを発表。今後輸入される中国産養殖鰻及びその加工品の全輸入届出について、マラカイトグリーンの検査を実施する方針を示した。
   ・
 合成抗菌剤マラカイトグリーンは、緑色の合成色素で、繊維などの染色、観賞魚の水カビ病の治療などに使用されているが、養殖水産動物への使用は禁止されている。
   ・
  厚生労働省によると、今回、中国産鰻から検出されたマラカイトグリーンの濃度は、微量(0.044ppm、0.006ppm)であるため、通常の鰻の摂取量であれば健康への影響はないという。


 抗菌剤の発がん性などの害は、通常のウナギの摂取量であれば問題はない?と言うことなのですが、抗菌剤を使うことで抗菌剤に耐性のある細菌ができてしまうことが問題なのですね。

中国産輸入ウナギに抗菌剤
http://www.caloricdiet.com/special/articles/eel_antibiotics.html
情報元:
Caloric Diet
http://www.caloricdiet.com/
耐性菌の恐ろしさ
 ただ、今回の中国産ウナギから高濃度のキノロン系抗菌剤が検出されたことの驚異は、人間と抗菌剤ということでは、現在医療現場で起きていることがいかに深刻で、キノロン系抗菌剤が食用動物へ無思慮に使われていることが一つの原因になっていることもあると思われます。
 キノロン系の抗菌剤は、今のところ現代人が細菌と闘うための最も有効な薬剤の一つと言われています。しかし、それに耐性を持つ細菌が急速に増えています。そのことは世界各国で大問題となっています。
 アメリカCDCの「Emerging Resistance to Quinolones Among Salmonella Typhi Isolates in the United States,1999-2001」(サルモネラ菌にかかるキノロン耐性の出現)という記事では、キノロン系エンロフラキサシン耐性のサルモネラ菌が1999年に24%だったものが、2001年には30%に増加したとレポートしています。また、デンマークでは、同種の耐性菌が1995年に1.8%だったものが2000年には18%と10倍も増加したということです。
 日本では、動物医薬品検査所の動物用薬品耐性菌特別対策事業成績(平成13年)によると、日本で同定されたサルモネラ菌はいずれもエンロフラキサシンに強い感受性を持っていると報告されています。しかし、中国産ウナギから高濃度のキノロン系抗菌剤が検出されたことで、非常に危うい状況が予測されるのではないでしょうか。つまり、今後ヨーロッパやアメリカ並みに、耐性菌が急速に増えていくかもしれません。


 抗菌剤に強い耐性のある細菌で食中毒になった場合の危険性を考えてみれば、中国みたいに目先の損得しか考えない養殖のやり方は非常に問題なのです。

そもそも国産品でないと危険だとおばさん連中を信じ込ませたのは誰だ。農水関係団体が莫大な資金を使ってPRした。彼らはこれに類する税金の無駄遣いをいっぱいやっている。ウナギ鑑定に費やされる無駄な税金は、氷山の一角に過ぎないのである

 d(・・。)このように言い切るなら、きちんと根拠を示すべきなのですが、ご隠居さんの場合はほとんどが脳内ソースでありますから、示すことができません。
 消費者の健康を考えずに目先の損得だけで危険な食べ物もどきを輸入する貿易商人こそが無駄なだけでなく有害であると思うのですがね。
 少なくとも、中国の基準で養殖するより、日本の基準で養殖したほうが、日本人にとっても中国の人々にとっても安心だと思います。

 中国の人々のためにも言いたいことは言うべき。
 それが本当の友好関係だと思うのですがね?

 サヨクは自分のメンツと精神的オナニー、経済オタクは中国に投資した金のために中国の顔色ばかりをうかがっているが、そのようなゲスな人間と友達になりたい者ばかりが中国にいるわけでもないと思うのですがね。

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