ラッコ庵日乗

「不思議な話」や「ヘンな話」が大好きなラッコ庵の日記。

死んでしまった子

2006年11月02日 | 世間話
瑞浪市のいじめが原因の自殺では、学校といじめた子の親がいじめを認め、両親に謝ったそうです。

いじめがあった、なかったでもめてる場合、自殺した子供の親には「一言でいい、謝って欲しい」という気持ちが強いと思われるので、ある意味よかったのかもしれません。
ただいじめた子たちはどうなんでしょう?
遺書で名指しされたからには、今は学校休んでいるのかな。
親と十分話し合ったのかな?

この子たちも今は辛いでしょう。
そんなつもりじゃなかった、とかいろいろ言い分もあるでしょう。
でもこの子たちは未来がある。
生きていれば楽しいことも苦しいこともあるでしょうが、そのいつの時でも死んだこのことを忘れないで欲しい。ずっと命について考えていって欲しい。
死んでしまった子は、その楽しいことも苦しいことも体験できないのだから。

今いじめられて死にたいと思っている子供たちに。
その死にたい気持ちの中に少しでも「あてつけ」とか「復讐」とかの気持ちがあったら、ちょっと考えて欲しい。
いじめた子供たちは、反省はするだろうけれどこれからも生きていく。長い人生では「生きていてよかった!」という瞬間にもたくさん出会うでしょう。でも死んでしまったら、そういう経験もできないんだよ!
結局生きていた方が勝ち。
それじゃあ悔しいでしょう。
今の苦しさがいつか力に変わると信じて生きていってほしい。

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