ZAZEN BOYS、POLYSICS@POP JAM

ZAZEN BOYSとPOLYSICSが同じ番組に出た。しかもＮＨＫに！！

グループ魂→倭製ジェロニモ＆ラブゲリラエクスペリエンスと続き、まずはZAZEN BOYS。
『伝説のバンドNUMBER GIRL解散後、天才：向井秀徳が立ち上げた究極のROCKバンド。目指すは唯一無二。地球上どこにもないロックサウンド。轟音の彼方に世界が見える。』とウザいナレーション。そして酒の入っていない向井と西川のトーク。こんなに爽やかで笑顔の向井を観たのは初めてだった。テレビは好きらしい。

演奏に移る。向井の『ＭＡＴＳＵＲＩ　ＳＴＵＤＩＯからＭＡＴＳＵＲＩ　ＳＥＳＳＩＯＮをびきみ（？）上がって参りました。ZAZEN BOYS。ヒミツ・ガールズ・トッッップ・シークレット。』でスタート。向井は眼鏡の上にさらにグラサンをかけてる。やっぱ、すごい。出来上がってる。一曲だけの収録だから、ＬＩＶＥの空気・テンションとは違うけど、非常にタイトに、そしてアグレッシヴに演奏してる感じがする。テレビだからって、なんら変わり無い。相変わらずの向井さん、ノリノリの日向さん、クールな吉兼さん、一生懸命な松下さん。いつも通りのZAZEN BOYSだった。間奏後の『DRIFTING GIRL～』からは、もう圧倒された。かっこいい…。サマソニで観たかった。

中ノ森BAND→POLYSICSとなる。POLYSICSはトーク無し。『ハヤシ・カヨ・フミ・ヤノの四人がクリエイトする、ミラクルなテクノくサウンド。その魔力にひれ伏す人々は、今やアメリカ、アジア、ヨーロッパとワールドワイドに増殖中。来年は何とＵＫツアーも決定。まさに、テクノ・キング・オブ・ジャパン。POLYSICS。』とナレーション。これもウザいね。
いつも通りハヤシの『こんばんわー、POLYSICSでーす！！』で『Baby BIAS』がスタート。『POP JAM OR DIEーーー！！。』会場の人で、この意味を何人わかったのかな？なんか、カヨさんの声が細い気がする。緊張してるのかな？いやー、ハヤシはいつも通りだ、ＮＨＫだからって落ち着くことは無いんだね。飛んでる、跳ねてる。２番を省略したバージョンで『シーラカンス・イズ・アンドロイド』になだれ込む。良いねー、テンション落ちないねー。いやー、POLYSICSだ、そのまんまだ。

２組とも生演奏で、すごく良かった。最近の歌番組はバンドでもほとんどカラオケだから。それにしても２組とも客が全く乗れてなくて面白かった。そりゃ乗れないよね。どっちも変拍子だし。

ＮＨＫは、どうしてこんな組み合わせにしたんだ？POLYSICSはキャッチーで楽しいから、大衆ウケしそうと言えばしそうだし、ボーダフォンのＣＭに使われたりしてたけど、何故にZAZEN BOYS何だ！？製作スタッフがZAZEN BOYS好きだとしても、よく上層部がＯＫを出したなと思う。全くキャッチーじゃないし、アンダーグラウンドの雰囲気バリバリなのに。ＮＨＫって日本唯一の国営放送局で税金で成り立ってるわけじゃない？その局の音楽番組に出るアーティストって誰が望ましいのだろう？と考えると、間違いなくZAZEN BOYSは出て来ないと思うんだけどね…？まあ、演奏見れたから文句は無いんだけど、何でＮＨＫにZAZEN BOYSが出たんだろう？謎だ…。