ささやき・つぶやき・備忘録

木漏れ日の下で~安らぎをもとめて~
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SNOW&み~♪の備忘録です。

ぼっかぶり

2008-09-28 | 折々の京ことば(yahoo blog)
大きいアブラムシ。ゴキカブリからボッカブリとなまった。
御器は食物を盛る蓋付きの碗。
カブルはかじるの意。台所に出て食器・食品をかじる。
一般にゴキブリという。
祇園のお茶屋では、台所へ来て、無駄話に時間を過ごす客を
あざけってアブラムシという。
アブラムシは油に浸したような光沢がある。
油を売る、怠けることをアブラトルという。
主人の目をぬすんで怠ける者はアブラトリ。

             (京都新聞 折々の京ことばより)



SNOWが育った伏見ではゴキブリのことをアブラムシとゆうてました。
就職(下京区)して初めてのお茶当番のときに先輩からいろいろと教えてもらってた時。
 先輩が突然「きゃ~~ぼっかぶり~~!!」と甲高い悲鳴。
 それを聞いてぼっかぶり?? 「ぼっかぶりってなに?」って私。
 先輩の指差す方向を見て・・・「ぎゃあ~~ アブラムシ~~!!」
二人で騒いでたら・・・男性社員が入ってきて
「なにゴキブリでさわいでんねん!!!」と、怒鳴られました。

このとき初めてアブラムシにゴキブリやボッカブリの名前があるのを知りました。
ちなみに先輩は上京区です。

そうそう植物につく小さい虫もアブラムシといいます。 区別は話し方でしょうね。
いまは某メーカーの商品名のおかげでゴキブリとゆうてます。