さて、あまのじゃくの私が選択したLEXUSキャリパーの印象について書きたいと思います。
１・制動力の向上
制動力は確実に向上します。といっても、ノーマルブレーキ車と一列に並べて比較したわけではありませんので、向上すると思われますとしておきます・・・。
ノーマルブレーキでは、フルブレーキングに近い状態からABSが出るまで間でブレーキをかけてからの空走感のようなものが感じられますが、それがなくなります。
また、ABSが出にくくなったように思います。これについては、最初、キャリパー交換によって、ABSが効かなくなったのかと思ったくらいです・・・。
２・ソフトな効き味と増えるストローク
純正キャリパー流用にはさけられない事らしいですが、ブレーキペダルを踏んでから、ブレーキがきき始めるまでのストロークが少し増えます。俗に「奥に入る」というやつでしょうか・・・。
私のエルグランドに試乗してもらうと、同じエルグランド乗りの方は、初期制動までの遅さにとまどわれる事が多いです。鈍い私は、キャリパー交換後でも何も違和感を感じなかったのですが・・・（汗）
また、当初セットされているLEXUS純正パッド（私の場合は、クラウンアスリート用パッドだったそうです）では、ブレーキの効き味が非常にソフトでした。これは、パッドの特性かもしれません。
３・コントロール幅の向上
ビッグキャリパーによる余裕からか、ブレーキのコントロール幅が広がります。
私は普段から左足ブレーキを使用しますが、コーナリング中にブレーキをゆるめたり、強めたりといった微妙な加減が可能になりました。ノーマルキャリパーでは思い切り踏むか踏まないかといった選択肢しかありませんでしたから、この点だけでも、走りが楽しくなります。
４・ブレーキ鳴きは一切無し
交換後、1年半以上たちますが、一切ブレーキ鳴きはありません。これはさすが、純正品です。
５・街乗り、雪道でも扱いやすい
ストロークが深い事と、ソフトな効き味で、カックンブレーキにはならないことから、街乗り、雪道でも、まったく気を使うことなく、普通にブレーキングできます。以前に、他社のビッグキャリパーに交換されたエルグランド乗りの方から、ビッグキャリパー化すると、冬場、走りにくくなると聞いていましたが、まったくその心配はありませんでした。
６・VDC、ABS、オートクルーズに支障なし
私のエルグランドには横滑り防止装置（VDC）と、オートクルーズが装備されているのですが、両方とも、動作に問題はありませんでした。特に、VDC、ABSの動作を心配していたのですが、雪道や雨のサーキット走向で確認したところ、一応、動作しており、問題はないようです。当然、メーカの当初の想定どおりの動作はしていないと思いますが・・・（汗）
７・好みの問題
LEXUSキャリパーとブレンボを比較すると、やはり、初期制動までのストロークが大きく違うように思います。
私は、ブレンボ装着車に試乗させていただいた際に、ストロークの短さに扱いにくさを感じていたので、LEXUSキャリパーのストローク感に扱いやすさを感じましたが、逆に、このストローク感を嫌いな方もあるようです。
なので、この点については、双方を試乗するなどし、確認をされる方がよいのではないかと思います。
８・維持等について
後日、また別途書きたいと思いますが、LEXUSキャリパー＋３３４mmロータの組み合わせでは、Z33用17インチアルミが使用できますので、スタッドレスが17インチ使用が可能になります。
また、ブレーキパッドの選択肢が多い事、価格が安い事、今後のオーバーホール時の部品供給等を考えると、ＬＥＸＵＳキャリパーはコスト的に有利ではないかと思っています。
私の場合、前後ローター加工＋前後キャリパー塗装までしたので、作業費込みで総額が30万円程度になってしまいましたが、グローバルさんの標準キットだけであれば、大変お安い費用で、効果的にブレーキ強化可能だと思います。
Ｋ．ＣＲＡＦＴさんは、キャリパー塗装がメインなので、グローバル標準キットの取扱はされていないと思います。塗装がはいる分、割高になりますが、その仕上がりの美しさは、やはり価格相応だと思っていますし、満足しています。
重いエルグランドにはブレーキ強化、必須だと思いますので、参考になれば幸いです。
見た目重視の私にはこんな感じで大満足です（笑）
１・制動力の向上
制動力は確実に向上します。といっても、ノーマルブレーキ車と一列に並べて比較したわけではありませんので、向上すると思われますとしておきます・・・。
ノーマルブレーキでは、フルブレーキングに近い状態からABSが出るまで間でブレーキをかけてからの空走感のようなものが感じられますが、それがなくなります。
また、ABSが出にくくなったように思います。これについては、最初、キャリパー交換によって、ABSが効かなくなったのかと思ったくらいです・・・。
２・ソフトな効き味と増えるストローク
純正キャリパー流用にはさけられない事らしいですが、ブレーキペダルを踏んでから、ブレーキがきき始めるまでのストロークが少し増えます。俗に「奥に入る」というやつでしょうか・・・。
私のエルグランドに試乗してもらうと、同じエルグランド乗りの方は、初期制動までの遅さにとまどわれる事が多いです。鈍い私は、キャリパー交換後でも何も違和感を感じなかったのですが・・・（汗）
また、当初セットされているLEXUS純正パッド（私の場合は、クラウンアスリート用パッドだったそうです）では、ブレーキの効き味が非常にソフトでした。これは、パッドの特性かもしれません。
３・コントロール幅の向上
ビッグキャリパーによる余裕からか、ブレーキのコントロール幅が広がります。
私は普段から左足ブレーキを使用しますが、コーナリング中にブレーキをゆるめたり、強めたりといった微妙な加減が可能になりました。ノーマルキャリパーでは思い切り踏むか踏まないかといった選択肢しかありませんでしたから、この点だけでも、走りが楽しくなります。
４・ブレーキ鳴きは一切無し
交換後、1年半以上たちますが、一切ブレーキ鳴きはありません。これはさすが、純正品です。
５・街乗り、雪道でも扱いやすい
ストロークが深い事と、ソフトな効き味で、カックンブレーキにはならないことから、街乗り、雪道でも、まったく気を使うことなく、普通にブレーキングできます。以前に、他社のビッグキャリパーに交換されたエルグランド乗りの方から、ビッグキャリパー化すると、冬場、走りにくくなると聞いていましたが、まったくその心配はありませんでした。
６・VDC、ABS、オートクルーズに支障なし
私のエルグランドには横滑り防止装置（VDC）と、オートクルーズが装備されているのですが、両方とも、動作に問題はありませんでした。特に、VDC、ABSの動作を心配していたのですが、雪道や雨のサーキット走向で確認したところ、一応、動作しており、問題はないようです。当然、メーカの当初の想定どおりの動作はしていないと思いますが・・・（汗）
７・好みの問題
LEXUSキャリパーとブレンボを比較すると、やはり、初期制動までのストロークが大きく違うように思います。
私は、ブレンボ装着車に試乗させていただいた際に、ストロークの短さに扱いにくさを感じていたので、LEXUSキャリパーのストローク感に扱いやすさを感じましたが、逆に、このストローク感を嫌いな方もあるようです。
なので、この点については、双方を試乗するなどし、確認をされる方がよいのではないかと思います。
８・維持等について
後日、また別途書きたいと思いますが、LEXUSキャリパー＋３３４mmロータの組み合わせでは、Z33用17インチアルミが使用できますので、スタッドレスが17インチ使用が可能になります。
また、ブレーキパッドの選択肢が多い事、価格が安い事、今後のオーバーホール時の部品供給等を考えると、ＬＥＸＵＳキャリパーはコスト的に有利ではないかと思っています。
私の場合、前後ローター加工＋前後キャリパー塗装までしたので、作業費込みで総額が30万円程度になってしまいましたが、グローバルさんの標準キットだけであれば、大変お安い費用で、効果的にブレーキ強化可能だと思います。
Ｋ．ＣＲＡＦＴさんは、キャリパー塗装がメインなので、グローバル標準キットの取扱はされていないと思います。塗装がはいる分、割高になりますが、その仕上がりの美しさは、やはり価格相応だと思っていますし、満足しています。
重いエルグランドにはブレーキ強化、必須だと思いますので、参考になれば幸いです。
見た目重視の私にはこんな感じで大満足です（笑）
