人間にとって一番大切にすべき目に見えないもの（存在）とは！ その２

ずいぶん、期間が開いてしまいました。ゴメンナサイ。日記の更新が以前から遅れ気味だった理由はまた別の日記で書きます。

・・・続きです。





ここ数年前からは除菌が大ブームです。病院はもちろん浴場の様な公的機関は当たり前。個人レベルでは手も石鹸では飽き足らず除菌！体も匂いがするって言うから除菌！衣服も洗うだけではダメ、だと除菌洗剤！！赤ちゃんには除菌済みのおもちゃしか触らせないと言う親もいたりして・・・。
某俳優さん、歌手？さんは除菌ブームに乗って大ブレーク！俳優と言うより潔癖症（＆毒舌）タレントのようになって様々なバラエティーに出演しています。メディア（を操っている人たち）は彼らの様な人も使い、医者も使い、様々な手段を使って除菌、殺菌を推奨しているようです。

さてこのまま除菌、殺菌が習慣化すると健康な人が増えるでしょうか？世の中から細菌、ウィルスによる病気が駆逐されるのでしょうか？
その答えを書く前にまずは人間の体と微生物の関係を書いていきます。


体の表面には数多くの微生物がいます。代表格が皮膚常在菌…その数約1兆（人によって諸説ありますが、膨大な数である事は確か）。しかも、顔ダニは顔になんと200万匹！
こう書くと何かイメージ悪いですよね・・・。
でも美人女優さんイケメンタレントさんの顔にだって顕微鏡で確認すれば立派に顔ダニが存在するんです！

巷（メディア及びメディアを鵜呑みにする人々）では悪者扱いされている細菌やダニがですが、私たちの皮膚のバランスを執ってくれている大変有りがた～い存在です。

そう書くと皆さんは信じますか

ちなみに「顔ダニ」を検索すると出るわ出るわ、肌荒れやにきびの原因にされるだの何だの、濡れ衣をた～くさん着せられています・・・。化粧品メーカーや皮膚科のお医者さんから悪者扱いされてます。洗顔料を買わせ、通院をさせるもってこいの宣伝文句ですから。信じられない方がいたとしても無理は無いですね

では微生物の皮膚（顔）での働き
顔ダニの役割は顔の皮膚にある余分な皮脂を食べて皮脂の量を調節し、皮膚を酸性状態に保って細菌から皮膚を守る事。顔ダニが居なければ顔の油分が処理されずに、ズルズルのナメクジのような顔になってしまうらしい。
皮膚常在菌の役割は顔ダニと似ていて皮膚の脂肪を餌にして、脂肪酸の膜を作ることによって私たちの皮膚を守る働きです。それによってアレルギー物質や有害な細菌進入を防いでいます。そして、脂肪酸の膜で水分が抜けないからしっとりとした肌を保持する事が出来ます。
顔ダニも皮膚常在菌も無害というか人間にとって必要不可欠な存在、です。

ちなみに、顔ダニや皮膚常在菌の天敵は石鹸、洗剤（で洗う）事…タモリ式入浴法（湯船に15分だけ使って体を洗わずに出る入浴法）をしているタモリさんは肌がつるつる。なんと女性に人気の福山雅治さんもタモリ式入浴法の実践者で本人がラジオで「デリケートゾーンも洗いません」と言っていました。
東南アジアの様な衛生環境が整備されていない地域の子供たちは肌がつるつるでアトピーやアレルギーの子供がいないそうです。

「福山がやってるなら自分もやってみよう！」と思った方はぜひタモリ式入浴法を。


次回は食事面（腸内細菌のお話）を書きます。
一気に書こうと思ったけど、そうすると気持ちが途中で切れそうなので中断。