クワトロ郎

人生の彩りをアレコレ描いたり、歌ったり、知恵しぼったり、
牛乳しぼったり、  ん?  てな具合で
オヤジギャグ三昧

月刊誌プレジデント

2013-03-10 22:21:52 | 真実
車のスタッドレスを夏タイヤに換えにディーラー(東京カローラ)に行ってきた。小川に住んでいたころは一軒屋だったので、スペースもあり自分でやっていた。マンションになってからは、家の周りではスペースが余り無く、共同駐車場や路上駐車でやっても近所迷惑なので、会社に持って行ってやったこともあったが、ここ2年ぐらいは、面倒臭くなってディーラーに持って行っている。日頃車を洗わないので、サービスで洗ってもらえピカピカになるので、2100円の工賃は安いかもしれない。夫婦で行って、カプチーノも合計4杯飲んでいるので、これはお徳と言って良いだろう。最近のディーラーはちゃんとした業務用のコーヒーマシーンを置いているので、エスプレッソが本格的でおいしい。

で、待ち時間に置いてある本を見繕って読んだ。日経エンターテインメント?TV番組紹介みたいな?パス。ゴルフ雑誌?いかにも読めばうまくなりそうなことが書いてあるが、全く効果の上がった実績が無いので、パス。旅の本?いいや。プレジデント?何々、いる社員、お荷物社員?どき!、、、、、こっそり読んでみよう。

結果、これを読んで本気で信じている人、信じないまでも感心する人っているんだろうか?週刊現代などの記事と、雰囲気は変わらないような気がする。いずれにしろ、買ったことは無く、理髪店、定食屋で読むぐらいだが。

記事の内容はさておき、この手のビジネス指南書、生き方読本などは結局、執筆者の成功体験の自慢話が主である。100人の中で成功した人が5人いたとして、その人が書いた成功本は、5例の事実が書いてある。その他95人の失敗談は、実際誰も知らない。実は、95人も5人と同じことをやっていたかもしれない。5人も95人と同じ事をやっていたかもしれない。誰にもわからない。読んでも、どこかで聞いた話、焼き直し、自分自身の人生でわかったこと、仕事を通して先輩から教わったこと、などとそう変わらない。

つまり、当たり前のことしか書いてない。

ビジネス指南書としてみた時にこう表現すればわかるのではないか?

「既にわかっている昨日の結果に対し、一昨日までのデータを分析して昨日の結果を予想する理論を述べるのが、これら指南書の本質である。」

「昨日までの結果で、現在進行中の今日やまだ来ぬ明日のことを、損得勘定で競馬新聞や株新聞のように予想しているだけである。」

「そこには、人間なら誰もが持っている善的なものに期待していこうという覚悟がまったく見られない。人間は単なるデータ集合としてしかみなされていない。」

プレジデントと言えば、もう少し格調高かったイメージがあるが、そうではなかったのか?変わったのか?

ただ、一つだけ著名人の言葉が心に残った。それは、今、僕は真実だと感じている。元マイクロソフト日本社長の成毛真氏である。細部は忘れたが、「経営者に一番必要なのは、常に変わることのできる能力である。」変われ、と言っているのではない。変わる準備を常にしておけ、ということである。変わるためには、何故?いつ?どこで?何を?どのように?ということが分かっていなければならない。そして、変わるときには、その時の自分をも否定するわけである。なかなか出来ないね。

この一言があれば、その他の細かい色々なシチュエーション別の説明は不要だと感じた。

たまには、琴線に触れる言葉もある。

今日は、ディーラーに行ってよかった。風が強くて、ほこりが大量に舞い、雨もぱらついたので、洗車の効果も長続きしなかったが、カプチーノとこの一言は今日の収穫。

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