福岡空港で昨年末から実施されている手紙交換イベント「エアポスト(air post)」が人気だそうです。
私も仕事柄、頻繁に福岡空港を利用させていただきますが、エアポストがそんなに人気だとは思いませんでした。
エアポストは、空港での「待ち時間」を有効活用してもらおうという目的で、空港ターミナル会社が主催し、地元学生団体「まちじかんプロジェクト」と共同で開催しているイベントです。
空港内に設置された「エアポスト」に、読む人を想像しながら誰かが手紙を書き、そして誰かがその手紙を読む、というシステムです。空港に集う見ず知らずの方々が、偶然誰かと知り合うという、若者でしか想像できないような斬新な考え方だと思います。
すでにエアポストには中国語や韓国語を含む680通のメッセージが投函されるなど、その効果が顕著に現れているそうです。
人生「一期一会」といいますが、こうしたご縁をもとに、世の中を明るく照らしていただいていることに心が温まる思いです。