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参議院議員 大島九州男の活動日記 「Q-blog」

参議院議員・大島九州男(おおしま くすお)の活動記録です。

第1回柔道整復療養費検討専門委員会開催される!

2012年10月19日 | Weblog
 本日13時から全国都市会館において、厚生労働省「社会保障審議会医療保険部会」の「第1回
柔道整復療養費検討専門委員会」が開催され、会場には150名程の関係者が詰め掛けました。

 柔道整復師は主に街角で「接骨院・整骨院」を開設して地域住民の健康を支えて
下さる方々で、専門学校で厳しい学習・研修を経た後、国家試験を受けて「柔道整復師」の資格を
得た方達です。

 柔道整復師によって患者が「施術」された場合、患者は健康保険の適用を受けら
れる場合があり、その適用を受けた保険を「療養費」といいます。

 初めて療養費改定が公の場で議論されることになりました。



 今日の検討専門委員会では、保険者、医師会、そして柔整関係者が一堂に集い、
算定方法や請求部位数の地域格差、行政刷新会議や会計検査院からの指摘について
事務局から説明があり、延期されている平成24年度柔道整復療養費改定について議論が
行われました。

 まずは一回目となった検討会ではありますが、今後回数を重ねるなどして一定の
結果を出し、以降の療養費改定へと繋がっていくと思います。

 街角で、国民の健康を維持するためにまじめに、懸命に働かれている柔道整復師
の方々が報われる社会づくりに向けて、しっかりとサポートさせていただきたいと
思います。

飯舘村本格除染に係る進捗状況

2012年09月25日 | Weblog

 今日、幹事長室で、環境省と農林水産省の担当者の方と飯舘村の除染に関する打合
せを行いました。

 私は幹事長室の東日本大震災対策本部の福島県対策室室長代理としてあらゆるテー
マの問題解決をさせていただいているところですが、やはり「除染」は大きなテーマ
であり、国民的な関心事であると思います。

 福島第一原発から北西に位置する飯舘村は、事故によって多くの放射性物質が飛散
し、今もなお微量ながら放射性物質が検出されています。

 しかしながら、効果的な除染が行われれば、事故前と変わらぬ暮らしを再開できる
可能性が極めて高いことから、「除染」をしっかりと行いたいという住民の思いが強
い地域です。

 今、飯舘村においては、村内を第1工区から3工区まで区分し、21の行政区に細
分化して除染に向けた取り組みが始まっています。

 除染作業が最も進んでいるのは50世帯が対象となる二枚橋地区で、すでに2回の
説明会が開催され、除染によって出る放射性物質の「仮・仮置き場」の場所について
も90%の住民から同意をいただいています。

 冬期になると雪によって除染作業が進まないと想定されることから、何とかして住
民の合意形成をはかり、可能であれば第一回の除染を年内に行い、年明けの雪解けを
待って、さらなる除染をしたい、という思いが各所で聞かれます。

 復興へ向けた取り組みは容易なものではありませんが、一意専心、地道に仕事をさ
せていただきます。


専門学校新聞

2012年09月19日 | Weblog


 毎月一回発行される専門学校新聞の今月号の見出しに「専学進学率3年連続上昇」
との記事がありました。

 これは、先頃文部科学省が公表した平成24年度学校基本調査の速報で、高校生が
卒業後の進路に専門学校を選ぶ傾向が強まっていることを報じています。

 この春、高校を卒業した生徒105万人のうち、大学へ進学した生徒は50万人で
進学率は昨年同様47.6%であったものの、専門学校への進学者は前年より0.6ポ
イント上昇して16.8%になりました。

 これは、大学を卒業しても4人に一人が定職に就けず、「大学卒業=就職」という
これまでの考え方が変わり、むしろ「手に職」を得て社会人としてのデビューを期待
する生徒が増えたことが一因として考えられます。

 専門学校において、学生が増えているのは、医療分野の歯科衛生・看護で、法律行
政、動物、福祉、と続きます。

 高校卒業後の進路は様々あれど、生徒一人ひとりの将来を支えていくための教育政
策を今後もしっかりと議論して参りたいと思います。

「八重の桜キックオフ会議」開催!

2012年09月14日 | Weblog
(党本部の速報版を加筆して掲載) 

 党福島県対策室は14日午前、国会内で「八重の桜プロジェクト」キックオフ会議を開催。政府から平野達男復興大臣、福島県から佐藤雄平知事、民主党から渡部恒三最高顧問、同対策室長の田中けいしゅう副代表、福島県連代表の増子輝彦参院議員らが参加し、大島九州男副幹事長の司会進行のもと開催された。



 「八重の桜プロジェクト」は、来年のNHK大河ドラマで福島にゆかりのある新島(山本)八重を主人公にした「八重の桜」が放映されるのを機に、政府・民主党が福島県や関係自治体と連携して福島の再生・復興を後押し、応援する声を全国に広げていこうとするもの。会津藩の砲術指南役・山本権八、佐久夫妻の子として生まれた八重は、戊辰戦争時には断髪・男装し、会津若松城(鶴ヶ城)籠城戦で最新銃のスペンサー銃を手に奮戦したことから後に「幕末のジャンヌ・ダルク」と呼ばれた。

 あいさつに立った田中室長は、「福島の復興のためにみんなで協力していきたい。国民の多くの皆さんに感動を送るとともに、福島へのご理解いただけるような取り組みにしていきたい」と表明。

 増子議員は「『八重の桜』を一丸となって応援して高い視聴率につなげ、福島への風評被害払しょくの力になるよう期待したい。福島県がかかえるさまざまな課題の解決に向け力を結集していく」と強調。プロジェクトのスタートを機に野田佳彦総理が掲げる「福島の復興なくして日本の再生なし」との方針のもと、新たな気持ちで全力で取り組んでいくと語った。

 平野大臣は福島の復興について「スピード感がないというご指摘を真摯(しんし)に受け止め加速させていかなければならない」との認識を示すとともに、風評被害によって観光客の減少が顕著な福島の現状に対し「会津を舞台としたこの大河ドラマを契機として、ぜひとも福島にもっと人が来るよう復興庁も後押ししていく。福島の頑張りを政府としても民主党としてもしっかり後押ししていく」と述べた。

 渡部最高顧問は明治維新後、会津の女性たちが新しい日本を作ってきたことを紹介し、「福島の復興に向けてみんなでがんばりましょう」と訴えた。

 キックオフ会議ではNHKの放映内容や日程、それに連携する形で展開する予定の政府・民主党、福島県や地元自治体、民間団体等の取り組みが紹介され、復興への後押しに向けた効果的な取り組みとなるよう意見交換した。

八重の桜キックオフ会議の事前会議

2012年09月13日 | Weblog
 明日、100名規模で開催される「八重の桜キックオフ会議」の事前会議を各省庁の関係者の皆さんと行いました。

 参加して下さったのは、復興庁をはじめ、総務省、外務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省、防衛省の20名の方々です。



 「八重の桜」は来年のNHK大河ドラマで、幕末の福島県会津(現在の会津若松市)を舞台に繰り広げられます。

 私は、この「八重の桜」を突破口にして、福島県の風評被害をなくしたい、そのように考えています。

 例えば八重の桜が放送されることによって、「福島に行ってみようか」という方が観光客として福島を訪れ、「なぁ~んだ、福島は安全なところじゃないか」と感じ、その感想が口コミで広がれば、福島を訪問したいと思う方々が増え、風評被害の払拭に繋がると私は考えます。

 会津若松市の放射線の空間線量は、実は東京都杉並区と同じレベルであり、全く問題ないのです。

 福島県は、地震、津波、原子力災害、豪雨災害と大きな災害を乗り越えながらも復興に向けて懸命に歩んでいます。

 幹事長室の復興担当者として、この八重の桜を契機に、福島から元気な日本ののろしを上げていきたい、そのように思います。