1960年
谷川捕手は生野高時代から捕手をつとめていたが、鐘化カネカロンの前監督吉岡氏が、その力量を見込んで勧誘、三十二年三月生野高卒業と同時に入社、昨年から同チームのレギュラーとして六番を打ち活躍していたのを、捕手陣に悩む地元の阪神が目をつけて獲得したもの。同選手は今春五月の選抜都市対抗京都大会(西京極球場)でホームランを打ったこともあるが、どちらかといえば中距離打者である。今夏の都市対抗で富士鉄広畑の補強選手に選ばれたが、ねんざが原因して腰を痛め、出場しなかった。大柄ではないが、シュアなバッティングを示し、捕手には珍しい俊足の持ち主で、ファイトにあふれている。
身長1㍍74、体重70㌔、右投右打、昭和十四年三月二十六日生まれ。
谷川捕手の話 プロ野球は実際はあまり見ていないが、テレビではよく見ていた。自分でもある程度はやれそうだと思います。阪神は地元でもあるし、高校時代に甲子園でプレーをしていたので入団することにしました。とにかく常時出場を第一目標にがん張りたいと思います。
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