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プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

深代芳史

2013-04-06 09:01:04 | 日記
次代のホープ深代の好投(阪急)

ペナント・レースの開幕まぎわ、西京極での阪急近鉄二十六回戦に聞きなれぬ名前の投手が先発した。「九番、ピッチャーふかしろ、背番号55」さすがに記者席だけはピンときた。ウエスタン・リーグ開幕日の対阪神八回戦(西宮)で同リーグ四人目のノーヒット・ノーランを記録した阪急の新鋭だ。シーズン半ばから若手をどしどし登用していた西本監督がノーヒット・ノーラン男に飛びついてさっそく一軍に引き上げたわけだ。深代芳史(ふかしろ・よしふみ)群馬県沼田高出身、1㍍81、69㌔、右投げ
右打ち、プロ入り二年目の二十歳。むろん無名のファーム選手で、快記録を樹立した試合がウエスタン・リーグで四度目の登板。まさかその深代がノーヒット・ノーランやってのけようとは、片岡二軍監督でさえ夢にも思わなかった。快記録の内容は打者30人、四球の走者二名と失策の走者を一人出しただけで、奪三振は3、速球にノビがあったうえ、角度の大きいカーブとのコンビネーションが実にあざやかなものだった。近鉄二十六回戦の先発は公式戦初登板で、さすがにファームのノーヒット・ノーラン男も試合前から緊張していた。肩に力がはいると投球が死んでしまう。カーブのコントロールがよかったのでどうにか持ちこたえた
が、伸びのないスイフトをねらい打たれ、土井の2ランなどで5イニングで6安打を喫し、三点を失って初登板がそのまま敗戦投手になってしまった。

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