1956年
毎日オリオンズでは三十一日午後三時同球団事務所において神奈川大の主将兼二塁手で四番を打つ田切勝之選手(21)と正式契約を行った旨発表した。同選手は五尺五寸、十八貫五百、右投右打神奈川県下五大学リーグでも二十九年春から今年の秋までの六シーズンに首位打者三回、二位二回と常に四割近い打率をあげ、守備も確実で大洋、阪急もねらっていた。毎日入団の動機は先輩の鈴木を募って入団したものである。
別当監督の話 田切君は鈴木の後輩で在学中の成績が非常によいと聞き、内野陣の補強を急務とするウチに来てもらった。高校時代から一貫して二塁を守っていたそうだがウチでも二塁をやらす。体はご覧の通り上背がやや不足だが、がっちりしているし高校時代サッカーで県下の優秀メンバーに加わったことがあるのでもわかるようにタフだし、ファイトがあるので楽しみにしている。
田切選手の話 正直にいってどこまでやれるかはわからない。しかし先輩の鈴木さんもおられることだし、大いにがん張りたいと考えている。上背がないのが自分でも残念だが、腰や足は他の人からも太いといわれるし、高校時代サッカーで鍛えていたので体はなんとか自信があるつもりだ。作新学院からは大映に渡辺光明、国鉄に渡辺光央、飯村誠とプロ入りしましたが、国鉄の方の二人はやめたので、僕は大映の渡辺さんに負けないように努力したい。
毎日オリオンズでは三十一日午後三時同球団事務所において神奈川大の主将兼二塁手で四番を打つ田切勝之選手(21)と正式契約を行った旨発表した。同選手は五尺五寸、十八貫五百、右投右打神奈川県下五大学リーグでも二十九年春から今年の秋までの六シーズンに首位打者三回、二位二回と常に四割近い打率をあげ、守備も確実で大洋、阪急もねらっていた。毎日入団の動機は先輩の鈴木を募って入団したものである。
別当監督の話 田切君は鈴木の後輩で在学中の成績が非常によいと聞き、内野陣の補強を急務とするウチに来てもらった。高校時代から一貫して二塁を守っていたそうだがウチでも二塁をやらす。体はご覧の通り上背がやや不足だが、がっちりしているし高校時代サッカーで県下の優秀メンバーに加わったことがあるのでもわかるようにタフだし、ファイトがあるので楽しみにしている。
田切選手の話 正直にいってどこまでやれるかはわからない。しかし先輩の鈴木さんもおられることだし、大いにがん張りたいと考えている。上背がないのが自分でも残念だが、腰や足は他の人からも太いといわれるし、高校時代サッカーで鍛えていたので体はなんとか自信があるつもりだ。作新学院からは大映に渡辺光明、国鉄に渡辺光央、飯村誠とプロ入りしましたが、国鉄の方の二人はやめたので、僕は大映の渡辺さんに負けないように努力したい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます