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プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

オニール

2016-10-10 14:44:05 | 日記
1952年

阪急を降して上位進出をねらう西鉄はオニールをたてたがオニールは左腕からの大きく曲がるカーブを多投する好投で阪急打線を抑えれば柴田もまたコーナーを攻める速球に威力をみせたが、打者を不利に追い込んでからの配球にいま少しの感がありそこを西鉄につけこまれた阪急は初回藤井がストレートの四球で二、三進、チャンスを思わせたがダメ、二回は植田が右翼線にフラフラ安打しベースランニングよく三塁打にして好機を掴み、内尾初球のカーブをつまりながら打ったが、これが中前に転がる安打となって先取点をあげた。しかし三回柴田が無死で今久留主に四球を与え八浪には2ストライクと追込みながら内角に好球を投げての大失投で左翼線に二塁打され無死二、三塁と苦しめられワイアットの浅い中飛で同点にされた。西鉄は三回でタイにしたものの柴田から前半安打二本しか奪えなかったが六回小田野の三遊間突破に足場を掴み、日比野の二ゴロを内尾が失するラッキーにつづく大下は真中シュート気味の絶好球を逃がさず中前に殊勲の安打して小田野を還し逆にリードを奪い、最終回には無死中西今久留主と連安打、八浪がまたもや左前へ適時打して決定的な二点を加えてよく投げていた柴田を打ち崩し、代わった天保からワイアットが中前安打すれば二塁走者八浪は古川の好返球で憤死したが、小田野も安打を奪いこの回五安打を集中してダメ押しの三点をあげた。その裏オニールが叩かれて一点を返されたが、勝敗に関係はなかった。

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