1992年
1位入札はバルセロナ五輪銅メダルの伊藤智仁投手だったが、クジで外れ、外れ1位として佐藤剛投手を指名。今年の都市対抗、NTT九州を完封して注目を浴びた投手だ。秋の日本選手権の出場権こそ逃したが、代表決定戦で東芝を1失点に封じる好投をみせた。ストレートは143㌔だが、中里監督によると「初速と終速がそれほど違わない。切れのいいストレートを投げる」そして備前チーフスカウトは「スライダーの切れ、一番の武器のフォークがいい」と絶賛する。いわば「隠しダマ」的存在だった。「ピンチをピンチと思わない。大事な場面で大胆になれる強気な性格」とは中里監督の評。頼もしい21歳なのだ。
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