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プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

柴田信夫

2014-02-23 19:15:24 | 日記
1966年

「肩の素晴らしさと脚の速さではイースタン随一。おそらく一軍でも一級品で文句なしに通用する」と注目されているのが、大洋の柴田三塁手。柴田は三十九年、東京・聖橋高から投手として入団。がっちりとした体(1㍍79、70㌔)と速球に威力があり、別所コーチからも「将来性十分」とタイコ判を押されていたが、打力があるのと肩、脚のよさを買われてすぐに内野へコンバートされた。最初は右で打っていたが、ことしから左打ちに転向。現在はスイッチ・ヒッターとして同性の巨人・柴田を目標に精進している。左打ちをやりはじめたのは、ことしの草薙キャンプからで、まだ日が浅いためか、本領を発揮するところまではいっていない。三十日現在、10試合に出場して1割8分2厘(33打数6安打)二塁打1と打率は低いが、左打ちのフォームも徐々ながら固まってきたというところ。柴田がとばした6安打は全部、左打席でたたいたもの。左ピッチャーの時にはまだ右で打っているが、肝心の右打席ではノーヒット。「このごろは左打ちの方がずっと楽に触れるようになりました。沖山さん(コーチ)からバットの真っ芯に当てることだけ考えろといわれていますが、どうやら自信らしいものが・・」とうれしそうだ。ダイヤモンド1周14秒2、3で走る快脚。ほれぼれするような強肩と鋭い身のこなし。野球選手としての素質が素晴らしい上、スイッチヒッターというバッターとして最大の武器を売り物にしようという柴田の成長は、ひとり大洋首脳陣だけでなく、ファンにとっても楽しみだ。

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