山崎修二

1979年 

中日は七日、ドラフト外で奈良・郡山高の山崎修二投手（18）＝1㍍78、72㌔、右投げ右打ち＝を獲得、入団が決まった。中日ではドラフト外入団三人目。 

同投手は今夏の奈良県大会準決勝で天理高に敗退（0-6）、甲子園出場の夢は果たせなかった。しかし、真っ向から投げ下ろす速球は威力十分。右手握力92㌔、遠投120㍍の地肩の強さは将来性豊か。また背筋240㌔は、先に巨人入りした林（市尼崎高）の210㌔を上回る強ジンさで、巨人、ロッテ、近鉄からも触手が伸びていた。法元スカウトは「抜群の地肩。体にはすばらしいバネを持ち合せており、うまく引き出せばすごい投手に化けるよ」と未完の大器にぞっこん。 ー中日入りが決まった今の心境は？ 山崎 小学生時代からの夢がかなって、うれしい。両親も喜んでくれているし、一日も早く一軍で投げたい。 ー中日についての印象は？ 山崎 フレッシュさを感じるチーム。若い選手が多いので違和感もなく、チームに溶け込めそうだ。 ー目標とする選手は？ 山崎 それを考える前に、ノーコン投手返上に一生懸命練習したい。 ープロ入りしての心構えは？ 山崎 野球が仕事ですから、よく食べ、よく練習すること。

 生年月日 37年2月8日 奈良県大和高田市大根656-66 父親盛茂さん（46）＝会社員、母親継子さん（43）、長女美智子さん（21）、二女靖代さん（中学三年） 遠投力120㍍、握力 右92㌔、左88㌔ 背筋240㌔ 走力百㍍12秒4 趣味 レコード鑑賞（クラシック、ニューミュージック） 好きなタレント 岡田奈々 好きな食べ物 肉類 きらいな食べもの なし