1955年
東映は前半で勝負をきめた。一回は常見の二塁打を土井垣左前タイムリーでかえし、二回は中前安打の浅原が水上の左前安打で三進、辻中の暴投で労せずして一点を加えた。先発した近鉄辻中は中途半ぱなスピードで好球をそろえたところをねらい打たれた。三回にも東映は西江の左前安打で辻中を降し、代わった山下をも鋭く攻めて常見のバント・ヒット、二死後蓑原、水上の適時打と1四球をはさんでこの回三点を奪い、三回まで八安打の五点をあげて大勝を決した。近鉄は四回までノー・ヒット、横手から投げる布施のカーブ、シュートに手も足も出ず五回戸口の投手強襲安打が出てはじめて近鉄ファンから歓声があがった。しかしこれは次打者が凡退してモノにならず六回にも二死後木村、日下の連安打で得点機をつかんだが代打安居が一邪飛に終わってダメ。しかし七回には二死から戸口、今久留主の連安打と代打香川のタイムリー左翼二塁打で待望の得点をあげた。これでシャットアウトだけはまぬがれた。東映は七回にも四安打、1四球で三点。八回は投手失から常見のタイムリーで一点と確実に加点した。一点をとってからの近鉄は安打を打つのも精いっぱいで完敗した。
東映は前半で勝負をきめた。一回は常見の二塁打を土井垣左前タイムリーでかえし、二回は中前安打の浅原が水上の左前安打で三進、辻中の暴投で労せずして一点を加えた。先発した近鉄辻中は中途半ぱなスピードで好球をそろえたところをねらい打たれた。三回にも東映は西江の左前安打で辻中を降し、代わった山下をも鋭く攻めて常見のバント・ヒット、二死後蓑原、水上の適時打と1四球をはさんでこの回三点を奪い、三回まで八安打の五点をあげて大勝を決した。近鉄は四回までノー・ヒット、横手から投げる布施のカーブ、シュートに手も足も出ず五回戸口の投手強襲安打が出てはじめて近鉄ファンから歓声があがった。しかしこれは次打者が凡退してモノにならず六回にも二死後木村、日下の連安打で得点機をつかんだが代打安居が一邪飛に終わってダメ。しかし七回には二死から戸口、今久留主の連安打と代打香川のタイムリー左翼二塁打で待望の得点をあげた。これでシャットアウトだけはまぬがれた。東映は七回にも四安打、1四球で三点。八回は投手失から常見のタイムリーで一点と確実に加点した。一点をとってからの近鉄は安打を打つのも精いっぱいで完敗した。
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