1981年
4度の甲子園出場を果たした東北の星。ノーコン病に泣いたが、最後の三年夏に真価をみせた。ややスリークォーター気味にでる腕からの速球にはナチュラル・シュートがかかる。「おもしろい球を投げる。まず中継ぎで使いたい」と国松二軍監督。 最近の投手には珍しく小柄。本人もカラダのないことを知っており、「速球よりも変化球。打者心理の勉強が必要」と頭脳派宣言。粘り強い性格。貴重な左腕。活躍の機会は意外と早いだろう。
1982年
昨年のルーキーでは一番速く試合に出場。敗戦処理、中継ぎという使われ方をされながらゲームに慣らし、待望のプロ初勝利もマーク。小柄で、スピードボールこそないが、ナチュラルシュートする球はなかなか打ちづらい。高校時代、甲子園のヒノキ舞台を何度も経験しており、マウンド度胸はなかなか。カーブにキレが出始め、課題とされているコントロールが身につけば勝ち星も増える。今季は貴重な左腕として、先発にもまわる。
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