1973年
主戦投手が定まらず苦しんだ時期もあったが、どうやら速球を武器とする池田が成長してきた。波にのるとかなりのピッチングで、精神面のモロささえ克服すれば万全。
制球に泣いた本格派池田の豪速球がよみがえっており、投打がかみ合えばこわいものなし。
エース池田は183㌢と恵まれた体力があり、球速はあるが、制球が悪い。投げてみなければ調子がつかめない。
プロ野球ドラフト会議で阪急ブレーブスから三位指名戦手となっていた秋田商、池田昭投手(18)が、このほど入団の意思を明らかにし、二十日過ぎ球団側と正式な契約を結ぶことになった。池田投手は秋田商のエースとして活躍、恵まれた体力で右腕から繰り出す重い速球は超高校級と高く評価されていた。183㌢、79㌔。南秋田郡五城目町上町四三住。ガソリンスタンドを経営する哲さん(51)の長男。ドラフト会議以前にも池田投手には広島、南海、近鉄などの球団からプロ入りの勧誘があったが、大学進学を理由に辞退していた。その中で阪急は、先月二十一日のドラフト会議で三位に指名、矢野清スカウトが池田投手の自宅を数回訪れて口説き落とした。池田投手が阪急に入団すれば、ドラフト指名選手としては本県からは、同じ阪急の山田久志投手(25・能代高ー富士鉄釜石)以来、五年ぶりのこと。秋田商からは、やはり阪急の成田光弘捕手(30)以来十三年ぶりのプロ選手誕生となる。矢野スカウトは「池田選手の速球は捨てがたい魅力。即戦力とはいえないが、数年努力すれば本格派の投手になる」と話していたという。池田投手は「阪急には同じ学校の先輩成田さんや、エースの山田さんなどいるので心強い。自主トレーニングにも参加して早くプロの生活に慣れたい」と抱負を話していた。正式契約は阪急本社のある大阪で二十日過ぎ本人、父兄、学校関係者立ち会いのもとで行われる。
主戦投手が定まらず苦しんだ時期もあったが、どうやら速球を武器とする池田が成長してきた。波にのるとかなりのピッチングで、精神面のモロささえ克服すれば万全。
制球に泣いた本格派池田の豪速球がよみがえっており、投打がかみ合えばこわいものなし。
エース池田は183㌢と恵まれた体力があり、球速はあるが、制球が悪い。投げてみなければ調子がつかめない。
プロ野球ドラフト会議で阪急ブレーブスから三位指名戦手となっていた秋田商、池田昭投手(18)が、このほど入団の意思を明らかにし、二十日過ぎ球団側と正式な契約を結ぶことになった。池田投手は秋田商のエースとして活躍、恵まれた体力で右腕から繰り出す重い速球は超高校級と高く評価されていた。183㌢、79㌔。南秋田郡五城目町上町四三住。ガソリンスタンドを経営する哲さん(51)の長男。ドラフト会議以前にも池田投手には広島、南海、近鉄などの球団からプロ入りの勧誘があったが、大学進学を理由に辞退していた。その中で阪急は、先月二十一日のドラフト会議で三位に指名、矢野清スカウトが池田投手の自宅を数回訪れて口説き落とした。池田投手が阪急に入団すれば、ドラフト指名選手としては本県からは、同じ阪急の山田久志投手(25・能代高ー富士鉄釜石)以来、五年ぶりのこと。秋田商からは、やはり阪急の成田光弘捕手(30)以来十三年ぶりのプロ選手誕生となる。矢野スカウトは「池田選手の速球は捨てがたい魅力。即戦力とはいえないが、数年努力すれば本格派の投手になる」と話していたという。池田投手は「阪急には同じ学校の先輩成田さんや、エースの山田さんなどいるので心強い。自主トレーニングにも参加して早くプロの生活に慣れたい」と抱負を話していた。正式契約は阪急本社のある大阪で二十日過ぎ本人、父兄、学校関係者立ち会いのもとで行われる。
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