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プロ野球 OB投手資料ブログ

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岡正光

2018-03-18 20:22:12 | 日記
1965年

保原高校三年岡正光君(18)=保原町城ノ内=は二十日午後、大洋ホエールズと正式契約した。ことしのプロ野球新人採用制度の契約第一号、岡君は同校野球部のエースとして活躍、大洋がさる十七日の同制度第一回選抜会議に第一位にランクして同選手との交渉権をとっていた。

契約は同日午後三位から保原町四丁目13、飼料・石油業鈴木幸三さん方で行なわれ、約一時間のスピードぶりで契約をすませた。大洋球団を代表して藤井勇スカウト、同選手と父正義さん、母チヨさんが立ち会い、選手側との交渉は鈴木さんがすすめた。同三時すぎ同選手は左手で四通のセントラル野球連盟通用選手契約書にサインした。契約金は公表されないが七ー八百万円とみられている。大洋入団について、同選手は「プロにはいるなら大洋と考えていました、鈴木、小野など本県出身の先輩が多いことと、荒々しいチームカラーが好きです。入団したら別所さんにみっちりきたえてもらうつもり。早く契約をすませたかった」と喜んでいる。藤井スカウトは「まだからだができていないので、二年間ストレートばかりを投げさせて力をつけ舞台に出す考え。大洋のエースになってほしい。右の高橋(重)左の岡といわれるように・・」と期待している。同スカウトも第一交渉権の選手をスムーズに獲得できたわけ。同球団では岡選手について一年秋の新人大会から注目しており、プロ入りを打診したのは二ヶ月前という。球団との交渉には親会社の大洋漁業と契約店になっている鈴木さん(元土手クラブ会長)が行ない、岡選手の家でもすべてをまかせていた。同選手の両親も「希望どおりになってうれしい。職業とするからにはしっかりやってほしい」といっており、同校野球部の池田部長、狗飼監督も「育てた選手だけにうれしい。母校のためにもがんばってほしい」と話していた。同校からのプロ入りは八島米雄(元巨人)小林誠(サンケイ)両選手についで三人目。

岡正光投手 保原中時代からエースで活躍、左腕からの落差の大きいカーブを武器に、ことし同校野球部創設四十四年ぶりの甲子園の初出場をかちとった。ことし夏の県大会、東北大会では7試合69イニングス投げ、三振90個を奪った。1・80㍍、72㌔、左投げ左打ち。

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