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プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

ホイタック

2016-06-28 23:04:59 | 日記
1965年

中日は五日午後五時から市内中区南外堀町の球団事務所で、二日から中日球場でテストしていた元米大リーグ、ロサンゼルス・エンゼルスのポール・フォイタック投手(34)=1㍍80、82㌔、右投右打=の入団を発表した。背番号18。同選手は二十八年大リーグ、タイガースに入団、一度マイナーに落ちたが、三十七年までタイガースの中軸投手として活躍。三十八年のシーズン途中エンゼルスに移った。三十七年にはタ軍の一員として来日、四試合に登板して2勝1敗、防御率2・14の成績を残している。三十八年までの大リーグ通算成績は86勝86敗。同投手の武器は落差の大きいナックル。西沢監督もこのナックルにほれこんで採用にふみきった。七日からのオープン戦は参加しない予定。

ー日本の食べ物はどうか。
「生のサカナは食べられないが、お米は食べられる。テンプラなんかとてもおいしいね」
ーチームのふんい気はどうか。
「アスプロに聞いていたので大体知っていた。親切な選手ばかりで、とてもいいチームだと思う」
ー中日は昨シーズン投手力が弱くて最下位になったが、投手陣をどう思うか。
「権藤、柿本、山中などいい投手がたくさんいる。ことしはきっといい成績をおさめるだろう」
ー日本の野球の予備知識は。
「タイガースの一員としてきたときのことしか知らない。個々の選手をあげれば長島、王、吉田、桑田、近藤和などを知っている。あのとき下関で大洋との試合で投げて無得点におさえているよ。大洋のことはわかっているだけに投げやすいと思う。巨人は王、長島というすばらしい打者がいるが、ぼくはあくまでストレートで外へ外へと攻め、こんどはスピードを殺して変化球で勝負するよ」
ー武器は。
「中日の捕手がよくからだにぶつけていたのを見ていたろう。ナックル、パームボールが得意の球だ」
ーいまの調子はどうか。
「ちょっと寒いので本調子ではないが、コンディションはいい方だ。練習をやりすぎてちょっと足が痛いだけだ。ぼくは二日ピッチングをし、一日休む。休みの日にはペッパー・ゲームとランニングをやるようなシステムをとっている。毎日あくせくして投げると肩の調子によくないからね」
ー肩をこわしているという話があるが・・。
「そんなことは絶対にない。とんでもないデマだ。これからも暖かくなればもっとビュンビュン投げられる」
ー今シーズンはどのくらい勝てると思うか。
「最低15勝しなくてはだめだと思う。もちろん、それ以上をねらうさ」

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