プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

堀内庄

2024-08-03 15:52:51 | 日記
1958年
元来堀内のウイニング・ショットは角度が鋭く大きく割れるドロップとされていた。堀内はこの最大の武器を最も有効に活用した。内角へのシュートはほとんど捨て球にして外角のきわどいコースをねらい、西鉄の各打者がドロップを予測しているとみれば直球で勝負を挑み、いつものようにドロップをいたずらに多く用いることなく、後半は低目へのシュートを混えるなど、変化を持たせて強打者連中のタイミングをはずしていた。


堀内はまだピッチングにスゴ味がなく六回には1安打、2四球で一死満塁のピンチを招いたが、小林を浅い右飛、土井を二塁ゴロに打ち取って切り抜け、七回にも近藤の無死で右翼線二塁打されたが、下位をドロップとシュートで打ち取って今シーズン初の完投、シャット・アウト勝利を記録した。堀内が新しくマスターした斜めから投げるシュートは相当効果的だった。


1959年


堀内が四ヶ月ぶりに登板したが、やはりまだムリで三回なかばで降板した。森永を三振させた球はちょっと速かったが、ドロップとフォークボールが多い。直球に自信がないせいとのこと。

コメント
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