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プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

山田洋

2023-12-10 16:53:32 | 日記
2000年
「フォークがズバっと決まった時のあいつは敵なし。なんと言っても、その落差はリーグでも一、二だからね」山田久投手チーフコーチがこう表現してやまないのは、入団6年目の山田洋である。山田洋とフォーク。社会人の日通名古屋入りしたときにさかのぼる。「高校までの持ち球は、真っすぐとカーブの2種類だった。」金属バットの社会人でたった二つしか球種が無ければ、絶対に打たれる…。そこで思いついたのがフォークボール。兄・山田勉(当時ヤクルト)の武器がフォークだったことも影響した。「ただ、兄貴に教えてもらうとかではなく、独学です。ボールを指で挟んで、とにかく投げましたよ」真っすぐ、カーブ、スライダー、シュート、すべてフォークの握り。考え付くいろんな投げ方で、しっくりいった投げ方が「シュートの感じ」だったという。当時、血が噴き出るほどやった練習の成果が今、出ている。「フォークが決まれば、たいてい三振を取る自信がある」と言い切る。ちょっと出遅れた今季、フォークを武器にまもなく一軍に上がってくるだろう。


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