『公立中高一貫校合格への最短ルール』(若泉敏著)という本の中に、「国語的な問題の読み取り」とは、情緒的な読み取りのことであり、「算数的な問題の読み取り」とは、論理的な読み取りのことであるという内容が書かれていました。「国語的」、「算数的」という言葉が使われているのは、わかりやすい分類にするためで、実際には、どちらも国語の勉強において身につけるべき力だと思います。
言うまでもなく、物語や詩を読むときは、登場人物の会話から気持ちを推測したり、行間から作者の心情を読み取っていくという情緒的な読み取り方が必要です。しかし、国語の勉強は、それだけではありません。説明文、論説文を論理的に正確に読み取っていくことも、国語の勉強の中で身につけなければいけない力です。本物の国語力とは、算数(数学)、理科、社会、英語など、どの科目を勉強するときにも困らない力だと思います。
私も、以前は、「国語=文学」というイメージを持っていました。しかし、作文を教えるようになってから、大切なのは情緒的なものだけではなく、文章を論理的に読み取ること、また、論理的に表現することだということがわかりました。確かに、文章に花を添える感覚的な表現や気の効いた言い回しなども身につけておきたいものですが、文章の幹や枝となるような論理的思考を育てることを忘れてはならないと思います。
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