作文小論文講座

苦手な作文を得意に。小学生から受験生まで、文章上達のコツを項目別に解説。作文検定試験にも対応。

「わくわく作文ランド」書き出しの工夫特集(2)

2014-01-21 | お知らせ
 先日、メルマガを発行しました。書き出しの工夫特集の二回目です。

 わくわく作文ランド

 今回は、情景での書き出しについて書いてみました。

 メルマガ「わくわく作文ランド」は最新号のみの公開となっていますので、今のうちにご覧になってください。<(_ _)>

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 こちらにも、最新号の一部を紹介しておきます。

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【まとめ】

 情景の書き出しは、色をイメージするとやりやすいです。いちばん印象に残
っている色は何色ですか? その色を思い出しながら書き始めてみましょう。


【お母様へ】

 どうしても情景での書き出しをさせてみたいという場合は、お子様にその日
の天気を聞いてください。

 晴れだった場合

「空には太陽がさんさんと輝いています。」

 くもりだった場合

「空には厚い雲がたれこめています。」

 雨だった場合

「長崎は今日も雨でした。」
(「長崎」は、お住まいの土地の名前に随時変えてください。)


【作文指導の現場から】

 お母様にお勧めしたお天気での書き出しは、すべての場合にしっくりくるわけ
ではありません。たとえば、好きな食べ物についての作文の場合……。

「空には太陽がさんさんと輝いています。私の好きな食べ物はハンバーグです。」

 これでは、かなり違和感がありますね。そんなときは、強引に太陽とハンバー
グを結びつけてしまえばよいのです。

 「お母さんはいつも太陽みたいにまん丸のハンバーグを作ってくれます。」と
続ければいくらかごまかせます。

 でも、もっといい方法は、好きな食べ物をたまごやきにしてしまうことです。

 「空には太陽がさんさんと輝いています。私はお日さまみたいにまあるいたま
ごやきが大好きです。」

 ハンバーグよりずっとしっくりきます。

 同じく、「空には厚い雲がたれこめています。」とくれば、もう好きなものは
わたあめしかありません。

 雨だった場合は、その土地の産物を好物にしてみてください。

 「長崎は今日も雨でした。私の好きな食べ物は長崎カステラです。」


 ただ、ここまでしなくても……とは思います。

 作文のために好きな食べ物を変えられる生徒は決して多くありません。

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