多分駄文のおじさん日記

我輩は駄文を書くおじさんである。旅、音楽、MLB、株式投資、etc., 日々想いつくままに思いを巡らすのである。

Subway Series - Yankees vs Mets: Part-3

2005-05-23 23:12:52 | MLB
朝6時のNHKニュースでSubway Series第三戦の様子が報道されておった。アメリカ東海岸の日曜お昼は日本の月曜日未明。流石にこの曜日・この時間では仮にTV実況があっても見ることは無理。

アナウンサーが松井秀が活躍したと伝えた。
もしかして、お久しぶりのホームラン、やっと出たか?
残念ながらそれはなかったが、終盤8回表、ランナー2,3塁の好機にレフト前への低いライナー性安打を放つ。2点タイムリーとなった。これで34打点目。アメリカンリーグ打点5位だ。
打点Top10をみると結構打率の低い者が少なくない。しかし、ホームランでがっぽり打点を稼ぐ、というのがRBI上位者のパターンだ。Top10の多くがホームラン10本以上打っている中、ホームラン僅か3本の松井が5位とは、如何にこつこつチャンスでヒットを重ねていく、兎に角犠飛でも内野ゴロでもランナーを還していくヒッティングが出来ている、ということなのだろう。日本製の故障の少ない優秀な自動車を思い出させる。(松井の場合は、自動車じゃなくて、コマツの大型トラクターか?! ガハハ!)

さらに続くバーニー・ウィリアムスが右越え二塁打を放つと、一塁走者の松井は二塁、三塁を蹴ってホームに突入し、捕手のタッチを仰向けに滑り込んでかわしながら、逆転の生還を果たした。この模様はTVに映し出されていたがなかなかの技ありスライディングで、あっぱれ。スタジアムにこの日一番の熱狂を巻き起こした。第一戦での初盗塁といい、走塁でもなかなかやるな。しかし、この劇的走塁にもそう感激を表わさずクールにダッグアウトに引き揚げるマツイの姿は、まだまだ高い目標あり、これ位では喜んでいられない、という志の高さを感じさせた。

ゲームは7回までは完全にMetsのペース。3-0でPedro Martinezが投げ、昨日のMetsの勝ちムードがそのまま続いているように思えた。ゲームが大きく動いたのがPedroが降板した8回から。なかなか野球の試合のアヤというのは微妙なものだ。
Pedro君にしてみれば、チームの逆転負けは、1勝損をした気分であろう。Yahoo!米国版でも、「Martizezは敵ではなく、自軍Bullpen(救援陣)に足をすくわれた。」 という論評があった。チーム内でまたひともんちゃく、あるか? 契約の内容次第では、この一勝を拾えなかったのは何千万円にも相当するんじゃない?
それにしても、Pedro君、やはりユニフォームはMetsの青よりは、やはりBostonの赤の方が数段似合っているな。まだどうも見慣れぬユニフォームに違和感を抱く。

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