多分駄文のおじさん日記

我輩は駄文を書くおじさんである。旅、音楽、MLB、株式投資、etc., 日々想いつくままに思いを巡らすのである。

NYのお薦め散歩道 (2) Brooklyn Bridge-2

2005-06-12 07:21:31 | New York
市庁舎向かって右側に進むと、Brooklyn Bridgeの麓が見えてくる。
ManhattanとBrooklynの間に流れるEast Riverに跨った全長2kmを越える橋だ。
完成は1883年というから120年以上の歴史か。
この橋のたもとに初めて来た時(2003年6月)には、何分掛かるか分からんが、取り合えず歩いてみよう、と進んだことを覚えている。

今回(2005年3月)は、このBrooklyn Bridgeのお散歩は2回目だったが、前回のときは色んな人がこの橋を渡っており、興味深かった。生活のためにこの橋を歩く人は殆ど居ない。時折、自転車がもの凄いスピードで通り過ぎて行くのが、チョッと怖い。

先へ進む。緩やかな登り坂を歩くにつれ、当然周りの景色は大きく変わっていく。
橋中央に有る石塔が次第に大きく見えてくる。

地上部分から、河の上まで来ると、右側にはPier17なるショッピングセンターや自由の女神像見学の船が出る波止場が見える。

そして、その先はWall Streetを望む摩天楼が聳え立つ。
最もNew Yorkらしい風景を此処から楽しむことが出来る。

『はるばる来たぜ函館ぇ~』ならぬ、『はるばるきたぜ、ニュ~ヨオォォクゥッ!!』という感じである。(古いですか?) 函館の街の全景を見るなら臥牛山と呼ばれる函館山、マンハッタンを見るならここBrooklyn Bridgeだ。
この壮大豪華な光景を独り占めだぜ、と良い気分になる。世界の資本主義の象徴たるこの摩天楼街を一望、全て自分の支配下においたような優越気分が湧いてくる。この光景を目に焼き付けるだけでもこの橋を歩くことの価値は充分ある、と自分自身に納得。(何だコリャ?)

以前にも書いたが、そこに摩天楼の兄貴格だったWTCのツインビルが居ないことだけが寂しさを誘う。

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