せっかく、やったのに・・。

お盆休み初日、ＳＴ２０５カストロールカラーのお客様から。
とある修理工場でクラッチ交換をしたところ、「出来上がってきたらギアの入りがメチャ
クチャ悪くなったんですが」と連絡がありました。
う～～～ん？？エンジン降ろしてやったとは言ってましたが、きっとクラッチディスクが
真っ直ぐキチンと入ってないんでしょうね？
ＳＴ２０５の場合、特に（ミッションケースが大きくて重いので）慎重にディスク板をはめ
込まなければいけませんから。

そんな事だったので、急遽店を開けて車を預かる事にしました。

そして、ＫＭ氏と一緒にお客様の話を聞き、いざ車に乗ってみてクラッチを切りギアを
入れてみると・・・
どのギアも止まってる状態では全く入らないような状況とクラッチ踏んだ時の感触が
あきらかにおかしい。

多分予想通りの状況かと思います。
ディスク盤が曲がって入ってる為の完全な切れ不良。

と言う訳で、ウチでやり直しです。

しかし、高いお金を払ってこのような状況だとお客様が可愛そう。
修理工場ではミスを認めてないそうです・・・。

絶対にあってはいけない事だと自分に置き換えて考えさせられました。
人間誰にでもミスはありますが、どうやってミスをリカバリーしてお客様の信頼を回復
するかが最も重要なところ。

同じ車関係の仕事をしている身としては、とても悲しい出来事でした・・・。