こんな自分にサプライズ

今年の夏は暑うございました。

毎日車を運転する身としては、車のエアコンが効かないのはかなり辛いものでした。
昨年までは微弱ながら効いたのに、今年はとうとう壊れたと思い込んでおりました。
そう、ただ思い込んでいたのです。

が、昨日自分を呪うような発見をしてしまいました・・・。

「今日もエアコン効かないな」と思って、何気にエアコンの調整レバー（古い車なんで、マニュアルエアコンなのだ）を見た。
「あれ？あれ？」
丁度「デフロスター」のところにレバーが合っているではないですか！！
デフロスターじゃ、涼しい風が来るわけないですがな！

レバーを切り替えると、なんということでしょう！
涼しい風がびゅんびゅん来ますがな。

これは一体どういう事だろう。
仮にも自分はその昔、約5年もの間ディーラーで働いていたことがある。車の事はわずかながら知っているつもりだったのに・・・。
ディーラーに居た頃には考えもつかない失態だよ。
とても他人には教えられない信じられない出来事だった。

信じられないといえば、ディーラーに居た頃、「エアコンが効かないから修理してくれ」といって客が来たことがあった。工場の人が車を見ると、その車にはエアコンがそもそもついていなかった。（まだエアコンが標準装備じゃなかった時代だ）
付いていないんだから効くはずがない、と大笑いになった楽しい思い出がある。

あの時はおじさんを笑ったけれど、今の自分はとても笑えた立場ではない。
あのときのおじさん、ごめんよ。

こんな自分のあまりのバカさ加減にあきれて、ついダンナに話したら、ココロからココロの奥底からバカにされてしまいました・・・・。

私はこの夏、エアコンなしの地球に優しい時を過ごした次第です。