先日の
イタチの捕獲器
さっそく!
翌朝に
入っていました!
やりました!
捕獲しました!
ん、
細身では・・・
ない?
え、
トラ柄?
野良猫でした。。。
仕掛けたエサは
チーズとウインナーとちくわ
3品をネットに入れてぶら下げでおいた
猫も大好物のエサ
しかも猫であれば余裕で5匹は入るような
大きな大きな捕獲器
予感は裏切られなかった(笑)
イタチにとって天敵は
山や森の中ではキツネやワシ・タカ・フクロウらしい
町なかに住むイタチに限れば、天敵はたぶんいないと思う
しいてあげれば、やはり野良猫になるが
大人のイタチは俊敏すぎて
猫でも捕まえることは難しいと思う
イタチは自分より大きなニワトリも
あっさり捕食してしまうが
かと言って、猫にはかなわないと思う
まあ、お互いに生まれてまもない小さな子猫や子供のイタチを捕食し合う
敵同士ではあるだろうが
しかし事は深刻で
捕獲器につかまって出られない猫を
もしイタチが見て気づいていたら
警戒して今後けっして罠には捕まらないかかもしれないし
またイタチは嗅覚がすごくいいらしいので
猫の臭いがついた捕獲器には
近寄りすらしないかもしれないのだ
まあ、目の前に、
チーズとウインナーとちくわ
という”ニンジン”をぶら下げられれば
野良猫もその誘惑に勝てない
と、強引に今日のテーマへのオチもついたので
前説はこれぐらいで、、、
春蒔き夏取りのニンジンの種まきをする
冬取りニンジンのように収穫期間が長くないので
40~50本程しか作らない
品種は新黒田五寸
蒔き時期は3月下旬~4月中旬、発芽温度は15~25℃で
栽培は、いたって簡単な部類、ではない(笑)
2mmほどの薄く平べったい種
ニンジン栽培の一番厄介な点は
種が水分を吸収しにくので
発芽しにくいことと
さらに発芽条件が温度と水分だけでなく
好光性の種子なので
発芽するのには光が必要という
第三の条件が加わるからだ
原産が雨季と乾季のあるアフガニスタンというので
乾季のちょっとしたスコールで誤って発芽しては困るので
雨季になって雨が何日も降り続くようになって発芽するよう
種が水分を吸収しにくく進化してきたのだろうか
また種が平たいと、落ちた種が丸い種のように地中に潜りこまず
地表にとどまり易く、光を受ける面積もひろい
その辺も好光性の条件により遺伝子に加みされたのかもしれない
同じ好光性野菜のレタス類や春菊、三つ葉、ゴボウなどの種も
やはり同じく薄く平べったい
もちろん好光性で丸い種の品種もあるので
そこは原産地の場所の気候や環境との兼ね合いもあるのだろう
好光性なので当然、浅く蒔く必要がある
しかし種の性質が水分を吸収しにくいのでは、
浅く蒔くと表土はちょっとしたことで乾燥するので
種はすぐ水分切れをおこしてしまう
この相反するような条件が
ニンジンの発芽を難しくしている要因
そんな気難しいニンジンの発芽であるが
マルチと不織布を使うことで誰でも失敗せずに発芽させることができる
マルチや不織布は種まき後の乾燥を防いでくれるし
気温の変化の大きいこの時期の保温もしてくれる
ニンジンはとくに生育初期に
地上部の生育が非常に遅いので
すぐに成長のはやい雑草に圧倒され埋もれてしまう
マルチをすることで草取りの労力を減らせてくれる
また不織布は、強い雨が降ったとき
薄い覆土が押し流され
種が露出するのも防いでくれる
ニンジンの点蒔きでは、玉ねぎ栽培に使う
10×10cmの穴あきマルチをよく使うが
すじ蒔きでは普通はマルチは使わない
というか、使えない
マルチをすじ状に細長く穴をあければ強度がなくなるからだ
でも工夫すれば大丈夫
すじ蒔きするときのマルチ栽培時には
このように、3.5×40㎝の縦長の板(写真のはL型の金属)を
マルチにあててカッターで切り取って
横長の長方形に穴をあけて使う
穴の位置はとなりと8㎝程の間隔をとり
マルチを補強するため、横の条とは半分ずらして開けている
今回はあえて点蒔きをする
40㎝の縦長穴に、両端と中3点で蒔きで株間は10㎝で
ひと穴5本栽培する
条間20㎝~25㎝
先ほどの板で押さえて
1㎝程の深さの蒔き溝をつくり
3㎝程の円形に一ヶ所あたり10粒以上は必ず蒔く
2~3粒では育たない、失敗する確率が高い
発芽率が低いということもあるが
先ほどもいったように
ニンジンは生育が非常におそく
発芽初期のかよわい時期が長いので
発芽した隣同士の葉と葉がふれあい絡み合って
なんとかお互いに支えあうことで
雨や強風にも負けず、日照りのときは日陰を作り
生育できるからである(どっかの有名な唄の歌詞みたい(笑)
すじ蒔きするにしても
種間を1~2㎝以上は離さない方がよい
成長にしたがい
となりの葉が葉が触れ合う程度に
少しづつ間引いていき
本葉5~6枚にて一人立ちさせる
水分が蒸発しにくいように
ふるいにかけた細かい土で覆土するとなおさら良い
5mm程覆土
そして大事なのは
覆土したあと、しっかりと鎮圧すること
しっかり鎮圧することで
水分の蒸発をより防ぐことができるし
強い雨にも覆土が流されにくく
また、光が通りやすいよう
薄く覆土することにもなるからだ
たっぷり冠水したあと不織布をべた掛けする
こちらは、今回種をまいた奥側の畝にある
収穫中の夏蒔き冬取りのニンジン
こちら、その同じ畝の
種取り用に残しておいたの満開のブロッコリー
種取りといっても、ブロッコリーの栽培用ではなく
ブロッコリーのスプラウト栽培に使うため
アブラナ科の野菜は交配しやすいので
自家採種した種では元のようないいものができない
しかし発芽したばかりのスプラウトを食べる分には
その影響がないからだ
ブロッコリーの
何千ものつぶつぶの
蕾のひとつひとつが
花とひらく
ブロッコリースプラウトにはガンを予防する成分が含まれている
らしい。。。