燃料に石炭を用いる発電所の閉鎖が、ヨーロッパを中心に進んで
いますが、簡単に新たな方式の発電に切り替えられるわけではない
のが現状です。
https://www.env.go.jp/council/32tokubetsu21c/y320-10/mat01_3-08.pdf
出力が不安定な太陽光発電や風力発電などにも頼るわけにはいき
ません。かと言って原子力発電など、高度の技術が必要な方法には
手が出ない発展途上国もあると思います。
日本の火力発電では C02の排出量が少ないのですが、更ににそれ
を推し進めて CO2を全て回収してしまおう、という取組がなされて
います。
https://www.youtube.com/watch?v=5Y6JFcxEPzo
資源として石炭が多い国では、発電効率のアップ、排熱の再利用
そして CO2の全量回収技術を利用するなど、段階的に発展した方法
をシフトして行くべきか、と思います。その内にCO2 自体が資源に
なる時代が来るかもしれません。
EVは、充電に時間を要するとか、冬場には使いにくいなどの問題
が明らかになりました。今のところ、やＨり車にはPV車が妥当な線
だと思います。新しいエネルギーは使ってみて始めてわかる問題点
があるものですから、じっくりと、徐々に転換することが望ましい
ものと思います。
そして、発電システムは様々な方法で発電方法を開発／発展し、
ある特定の発電方法に頼ることなく、多様化を図るべきなのです。