10歳くらい(昭和30年代)のころは、日本は寒かったですよね。
冬の夜に父が寝床に入り布団を被る際に、必ずこう言っていました
ね。布団を被ってからも「ああ〜っ」とため息もついていました。
これは確か、落語だったか都々逸だったかの一節だと思います。
全文は、「寝るほど楽なことはない 浮世の馬鹿が 起きて働く」
だったと思います。上手いことを言ったものです。(^_^)
3日から 5日の間、温泉旅館に宿泊しました。旅館の暖房は暖か
で、布団のふわふわで快適でしたが、自宅へ帰っていつもの布団に
潜り込むと、思わずこの一句が浮かびました。これは、やはり冬の
一句ですね。(^_^)
これは、いつもの布団に、匂いと言うか体臭や何かが染み込んで
いて、布団には入るときに、その何かを感じるのではないでしょう
かね。
そういえば、犬も猫も自分の寝床に兄弟といえども、そこに入る
のを拒むことがあるそうですね。人間も動物ですから、自分専用の
寝床だと、一番安心するのかもしれませんね。
そういうわけで、シーツはこまめには洗わないほうが良い、とも
思うのですがね。決して、洗わない理由付けなどではないのです。
決してね。^^;