やはり、35mm換算 800mmレンズでは手ブレが目立ちます。普通の
写真撮影ではリレースの瞬間にできるだけ早いシャッタースピード
を心がげたり息を殺したりで、何とかなりますが、動画ではそうは
いきません。
この子には三脚を固定する方法が全く無いので、市販のスマホ用
三脚フォルダを改造することにしました。Amazon では 500円ほど
で入手できます。ただし、スマホフォルダの”爪”の長さは15mm程度
しか無いので、この望遠鏡を挟むことが出来ません。
（写真）購入したフォルダ
そこで、購入した材料にて”爪”を長く延長します。先ず、不要な
部分を取り除き下地を整えます。
材料はハンズにて、 2mm厚のプラ板、10mm厚のゴム板、 2mm厚の
スポンジを購入しました。新宿ハンズには、10cm角等の小さな素材
が売られているので、助かります。
材料類を適当な（もちろん寸法を測って）大きさにカットして、
三層構造としました。プラ板が骨材で、ゴム板が寸法稼ぎ（スマホ
フォルダの最小幅が小さいので）、スポンジは緩衝材としました。
異なる硬さの材料を接着するときは、いわゆる”ゴム系接着剤”を
用いると巧くいきます。
これで、この望遠鏡を三脚に取り付けることが出来ます。取付後
に写真や映像を撮るときは、スマホから遠隔操作でるので、離れた
位置からシャッターボタンを押せるそうですが、この機能について
は未だ試してはいません。手持ちの状態では、スマホでシャッター
操作をする意味がありませんからね。
これで、庭に餌（ドッグフードを砕いたもの）をついばみにくる
スズメの映像を撮ることができます。(^_^)
野外で撮影するときは、通常の三脚に取り付けます。
