私の奥様はフィリピン人！でも白書もある。

日比結婚、８千件突破　前年比７．７％増で過去最多離婚は１２年連続で増加
（2004年人口動態統計から）

　厚生労働省が公表した２００４年の人口動態統計によると、同年１年間の日比結婚件数は前年を７．７％上回る８，５１７件で１９９２年の調査以来、過去最多記録を記録、日比結婚者の離婚件数も１９９２年以降。１２年連続で前年を上回り２００４年は３，４７９件に達し、その夫婦間に生まれた子供数は４，７０１人で４年ぶりに増加に転じた。
日比結婚、離婚、子供数推移表参照


　１９９２年から２００４年までの日比国際結婚、離婚の総件数はそれぞれ９０，０９９。３０，１２９件。離婚件数を結婚件数で割った「離婚率」はやく３３％、日比夫婦の３組に１組が離婚した数値。日比国際結婚の件数は国籍別調査が始まった１９９２年５８２５件であった。日本で就労するフィリピン芸能人の増加などの要因で翌９３年には６千件を突破した。９５年には７千件を突破９６年から９９年は６千件台にもどったが２０００年には再び７千件を超えその後増加傾向が続いてきた。
日比結婚の最大の特徴は「夫日本人、妻フィリピン人」の組み合わせが圧倒的に多い。２００４年に結婚した日比夫婦の全体の９８．６％がこのカップル構成である。８３９７組にも及ぶ。反対のケースは１２０組に過ぎない。
アジア諸国、中国、フィリピン、韓国、タイとの国際結婚が非常に多いようである。続いてブラジル、イギリス、アメリカと続き、日本人男性優位のようである。
２００４年の離婚総数。前年比９．６％増の３９，５１１件。日中の組み合わせが１３，０１９件と最多で、国際結婚全体の３３%を占め、日比はぜんたいの２１．６％で２位、３位は日韓の８，０２３件。
日比離婚の件数は１９９２年１，０２１件。以後年々増加をたどり、１９９２年の調査開始以来２００４年には約３．４倍にも増加している。
２００４年の国際結婚離婚総数は前年とほぼ同じくらいの１５，２９９件。結婚同様日中組が４，８８８件と最多で日比組が３，４７９件、日韓が３，４７０件で日比が始めて日韓組を抜き２位へ浮上した。日比間の夫婦の間に生まれた子供の数は１９９４年から９８年の５年間、５，３００から５，６００人を推移、９９年には４，７８３人に減少、２００１年以降３年連続で前年比を下回っていたが２００４年、再度増加に転じている。
１９９３年から２００４年までに日比夫婦の間に生まれた子供総数６０，３０７人。（日本国内の役所に出生届され、日本国籍を有する子供たちの総数）人口動態統計は日本国内の市区町村に届けられた結婚、離婚、出生などを集計された数値。
日比結婚の中には、フィリピンで結婚していながら日本国内の市役所へ婚姻届を出していないケースやフィリピン国内で出生した子供の出生届を提出していないケースも相当あり、日本国内役所が把握していない日比結婚や子供の「実数」はこの統計値より数が大きく上回る。

　１３年間で国際結婚した組数９０，０９９件離婚組数３０，１２９組３３%が離婚したわけであるが、中には、フィリピンで結婚後日本国内で申請、許可が下りずに離婚した経緯もあるかもしれない。しかし、９５年頃から増え始めてきた偽装結婚。特に、ジャパユキの偽装結婚は、単なる日本国内で飲食店へ就労、芸能人資格での現地マネージャーからの膨大な手数料を控除されることに業を煮やした者がこのような行為をしているケースが多い。巷では、国際結婚の相手になる日本人間と１年あるいは３年くらいの契約をし、結婚当初の一時金５０万。毎月３万から５万円くらいの手数料を日本人に支払う者。計画的に日本人の高齢者と結婚。体を抵当にいかにも結婚意思があるように見せかけ、いざ結婚、日本へ上陸後、在留期間が１年以上与えられたと同時に失踪する者等手口は年々巧妙化してきた。日本人との間に子供が出来ると例え離婚しても、在留許可定住者等で在留できる。中には永住許可と同時に離婚する者も後を絶たない。離婚の多くの理由は夫婦間の絆がどうのこうのと言う者が多いが、単なるこじ付けかもしれない。国際結婚したものの、日本の旦那は仕事からかえるや子守、奥様は連日連夜、フィリピンクラブ勤め。帰宅するのは早朝５時。稼いだ金は１円も残さず本国の家族へ送金。このような生活を続けていれば、幾ら気の長い日本人でも嫌になることは目に見えている。挙句の果てに毎日目玉焼き、スクランブルエッグ、茹で卵にフライドチキン、朝は自分で身支度寝入っている女房に気を使いながらパンをかじり、出勤。昼飯はコンビニご用達。（全てではないのであしからず。）続く