前回の爆発的噴火から約1週間後、カンラオン火山は4月14日月曜日午前11時52分に再び灰を噴出した。
州の地震学者によると、濃い灰色の火山灰の噴煙は山頂火口から800メートルの高さまで上昇し、西北西方向に漂った。噴煙は午前11時52分から午後2時12分まで2時間以上続いた。
それから1時間も経たない午後2時53分、カンラオン火山は2度目の火山灰を噴き出し、高さ600メートルまで厚い火山灰の柱を吹き上げた。
火山の活動は激化またはマグマの活動停止により警戒レベル3のままであるため、ラ・カルロタ市、バゴー市、ネグロス・オクシデンタル州の近隣地域の住民は、起こりうる影響に備えるよう勧告された。
降灰の影響を受けた住民は、マスクと目の保護具を着用し、清潔で安全な水を飲み、適切な手洗い衛生を維持するよう勧告されている。
カンラオン山は4月8日に噴火し、高さ約4,000メートルの噴煙を上げ、1日あたり5,011トンの二酸化硫黄を放出した。 噴火後の最初の3日間は火山性地震の数がわずかに減少したものの、4月12日には15件に急増し、翌日には33件に倍増した。
しかし、二酸化硫黄の排出量は過去1週間を通じて1日あたり約1,600トンから2,000トンを超える範囲で変動した。
国家防災管理評議会(NDRRMC)は4月9日、カンラオン火山の活動により約2,610世帯、8,332人が避難所に留まっていると報告した。
さらに3,701世帯、11,889人が避難所の外に滞在し、他の場所に避難所を求めていると報告された。
合計で、西部および中部ビサヤ地方の28のバランガイにわたる12,761世帯が騒乱の影響を受けた。
4月8日の噴火以前から、継続中の火山灰の噴出、地震、それ以前の噴火により、すでに2人の死傷者が記録されている。
西ビサヤ地方の農業被害は1億2,939万ペソに達し、同地域の約1,431人の農民と漁民に影響を与えている。
これまでに、約9,888世帯の被災世帯に対する政府の援助は総額2億6,205万ペソとなっている。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます