フィリピンりぱぶりっく狂笑国

フィリピンらしく
フィリピンでも
フィリピンだから

特権と勘違い

2009-07-25 | フィリピン
マニラに長いこと住むと、確かにさまざまな人が寄ってくる。
その内容は大概「私の友人は何々に強いコネがある。」
だからどうしたの?
「大概のことは何とでもなる。」
アソウデスカで話を終えれば、あいつは俺の気持ちを無にした。などとおかしな嫉妬をする者も多数。
気をつけなくてはいけないのは「ワタシアナタノトモダチ。ダカラタスケルダカラ」
こんなことを言った市会議員もいたっけ。
結局は、韓国人にマラテでぶっ飛ばされて、当然この市会議員にしっかりと落とし前は「金」。
この市会議員をブットバシタ韓国人グループいわく「あいつはフィリピン人の風上にも置けない口だけの奴。何かあれば金。でも結果としてどっちにでも転ぶ悪党。だから国外退去覚悟でやった。」
でもここでは暴力はいけない。
たとえばその連中に付きまとう者が身辺保護を理由に撃ち殺すことだってある。

要するにこういった類には関わらないのが一番。
よくホテルで会うおっさんもそうだった。
エラップ時代、それはそれは。自分の体を何かに縛っておかないと吹っ飛ばされるほどの勢いでものをいっていた。
マラカニアンはノーパス。日本大使館は領事でも俺が言って口聞けばどうにでもなる。
確かに、エラップ軍団の木っ端役人にかわいがられたというか餌にされたというか。
結果として、現政権になってからは空港でもそっぽ向かれ、何一つとして自由にならなくなった。
大笑いは、アレだけ空港内のレストランででかい態度していたのが、まったく無視されるようになったのには大笑い。
外国人であることを忘れるとこういうことになる。
政府の役人や市会議員と癒着して何を得たいのだろう。警察官と癒着して何を得たいのだろう。個人の勝手ですが。

特権とは、日本人がでかい態度するためにあるのではなく、フィリピンの現地人が利権を得るためにあることをよく理解しないと、適当に小銭を巻き上げられ、ボス、社長とおだてられ接待費を負担させられ、不良債権をつかまされて終わってしまうようにもおもいます。

毎日のように強盗事件、殺人事件が起きる。日本も似たように事件が起きる。
引ったくり強盗や置き引きはあるが、これはこのフィリピンだけに限ったことではない。
日本と比較すればそれは格段治安の悪いフィリピンでも、ひとつのルールを守っていれば、半面快適かもしれない。
フィリピン法に基づいた生活をしていれば、なんら難しいこともない。
普通の生活をしていれば、何も問題が起きない。

せっかくわずかなお金でそれなりの楽しみ方のできるフィリピン。
何をするのも何に金を使うのも個人の勝手です。

但し、わけのわからないコネに振舞わされ、あの時ああやればよかった。関わらなければ良かった。などと公開しないようなマニラライフをおすすめします。

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