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勝手に序章ー3

2006-02-01 | フィリピン
カラオケGROの知らざれる世界
フィリピン国内各所にカラオケ店は存在する。軒下程度の簡易住宅にカラオケがあれば、中にはGROが結構いたりする店も多い。特に首都圏マニラには数千件以上のカラオケ類の店が点在する。中には、日本へのジャパユキ送り出し代理店が訓練をかねて店を出している例もある。ロハスボリバードにある「スイートライン」ネットワールドホテル2階の「プラスワン」ベンディアの「銀河」等が有名。この店のタレントは入店と同時に、同伴の仕方。日本人の危機管理まで教育されていて、なかなか他店のようには落ちる可能性は少ない。同伴も2名で来るときがある。中には簡単な者もいるが。マカティであればアップステージのGROはいとも簡単にアフターにも応じるがイリューションのGROは落ちにくいというか、中々日本人のオヤジ殿の癖を心得ていて、当日どうのとは行かない。散々金を使わされるようだ。マカティは結構身持ちが良いほうかも知れないが、穴場は、VIPルームがたくさんあるカラオケ店が狙い場。部屋内で結構いかがわしいことをGRO自らしてくることもある。一方、ケソン市、カラオカン市、マニラのマビーニ、マラテ地区のようにカラオケがすなわち売春婦の連れ出しの隠れ蓑のような店が相当ある地区はまた話が違う。GR0の給料は0ペソから500ペソ。中には1000ペソの店もあるが、高額給料のカラオケ店は当然その器量も求められる。とにかく動物園出身といっても過言ではないGROが集中しているマニラ。中には1人くらいはきれいなGROもいるがその殆どは、決して美人とはかけ離れた者が多い。マカティ地区やケソン地区は結構それなりの収入が得られるが、あくまでも実力があれば。実力のないGROはアラワンスと呼ばれる保障日給のみ。当然、衣装レンタル費用、化粧費、髪セット料、交通費は自分もち。保障費用も150ペソくらいになってしまう場合、それ以下もある。当然、能無しは放出される。弱肉強食そのもの。非常に厳しい世界である。特にマニラ、カラオカン地区は条件が更に厳しい。アラワンス0から150ペソ程度が標準。特に、日本入管の省令変更以降は出演店証明書発行のために日本人がこぞってカラオケ店を開店をした。殆どの店は、金曜日でさえ不似合いな店のユニフォームを着用、店外で客へのビラ配り、キャッチ合戦。このような行為は市条例で禁止されている行為。環境美化を図るマニラ市役所が、各店舗へ店外での配布等の禁止を通達、ほんの一時は確かにそのような行為をするGROはマラテ、マビーニ地区から消えたが、ここはフィリピン。現在は再度店外にて配布中。とにかく殆どの店は客がいない。このマラテ、マビーニ地区で最大数のGROがいるカラオケ店がある。ロビンソンデパートからマニラパビリオンホテルへ通じる裏通り。シーフードマーケット近くにある「ハジメ」である。ここは絶えず100名以上のGROがいる。その姉妹店「女」も50名以上いる。容姿はあえて説明いたしません。通称動物園といいます。この店のシステムは凄い。GROといっても通称ママさんがそのGROのコントロールをしている。ここのGRO、アラワンス50ペソ。後は来店した客から滅茶苦茶たかって飲むドリンクバック1杯につき50ペソ。ただし、この店のGROは全員テイクアウトができる。そのママによりきりで交渉すれば3000ペソでも可。テイクアウトされたGROの手元へ様々な理由付き控除があって恐らく半額以下になる。姉妹店も同様システム。いつ行っても客数は少ない。その理由は簡単、その気になって飲んでいれば、GROのドリンクバック援助をするだけ。あっというまに10000ペソは行く。黙っていれば10人でもつけてくる。マニラマラテ地区最定額支給店かも。エンペリアルマンションサイドにあるカラオケ、エーマビーニ通りをUN通り方向へ向かうと必ず見かける椅子に座ったメスサルがたくさんいる場所。ここはちなみに0ペソとか。マラテ、マビーニ地区は以上にGROの雇用条件が悪いようである。フィリピンのGRO。その雇用条件は異常だ。とにかく、フィリピン人の特性を徹底的に利用した雇用条件。週給制の場合、決して土曜日には給料支給をしない。月曜日に支給する。これで週末の欠勤を徹底的に防止し、かきいれどきの週末に欠勤した場合には罰金4000ペソ等の罰則規定もある。しかし、罰則が厳しければ、単に勤務しないで他店へ行けばいいのだが、週末の給料よりその日の収入に左右されるGROは勝手なことをここでもする。店の売春連れ出し料を知っているGRO。勤務中は決して連れ出しに応じない。店が終わってから密裏に客と約束していた場所で飲食、モーテルや滞在先へ向かって個人売春をし始める。店で連れ出しに応じても、一週間以上たたなければ支給されない場合が多い。当然遅刻しても何に着けても罰金制度のGRO、いくら働いても追いつかないのかも。マニラ地区のカラオケ店のGROを口説きたい方。せっせと通いつめて口説くより、同伴しましょう。いとも簡単かもしれません。新規開店した店のほうが墜ちやすい。
殆どのGRO、その日暮らし。しかもアラワンスのみの支給。日本へいけない姫も最近は非常に多いが、ここマニラでは姫のような存在は必要ないのかも。地方から家庭を援助のため、交際中に妊娠、若年で未婚の母になった者。一抹の金ほしさから勤務する者。代理店直属の住み込みタレント。学歴不足で一般企業へ勤務できない者。単なる怠け者等様々。労働基準にはまったく程遠い制度でも愚痴は言えても苦情は言えない世界でもある。月額2000ペソ程度の収入で、家賃が2000ペソ。通勤費、食費はどうするのだろうと日本人の殿は心配してしまう。そこが嵌る基本です。GRO、店で稼げない場合には、売春もします。同伴中にせっせと売春で稼ぎ食事費や家族への送金、家賃を支払う時期が来ればせっせと売春、それでもだめなら閉店後、L.Aカフェやランデブー等の店へ出向いて稼ぐ。
日本人の殿。マニラで遊ぶ際には決して嵌らないように。GROの浪花節をまともに聞いて泣きを見ないように適当に遊ばれたし。殿の優しさはGROには好都合の餌です。マニラのGRO、容姿はどうあれ姫の数十倍したたかです。

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1 コメント

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Unknown (初心者)
2008-09-04 11:51:48
ハジメは日本の高級クラブなみに飲み代が高かった。お持ち帰りの女性は20代後半の妊娠線の残る太ったマグロが大半、初心者が店からのバックマージン目当てのガイドに最初に連れて行かれるマニラの洗礼だった。マニラ相場の何倍もぼられた。マニラ市内の歓楽街も条例強化で過疎化が進み逆にボッタクリ度が激しくなっているようだ。
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