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その ネオ・ヴェネツィア色の心は…

2006-05-04 02:23:11 | アニメ

第4話視聴後の感想は、期待していただけに少々残念な気がするというのが正直なところです。
手紙がお話に関わってくるのは、第1期を通じて2回目になります。
そして1期第4話「その 届かない手紙は…」の中で手紙は時と場所を超えて心を届けてくれるものとして描かれ、そこに込められた想いの深さに感じるものがありました。
この時のお話は猫がもたらしてくれたアクアにおけるファンタジーとして私は捉えています。
ですから手紙が関わる2回目のお話は、郵便屋のおじさんの普段と変わらない日常の姿を淡々と見せる事で今現在のアクアにおける手紙を通じたふれあいを描いてくれる事を期待していました。
アニメオリジナルである結婚式を迎えた先生に手紙を届けたい少年のエピソードが必要だったのかなと思っています。
特に気になってしまったのが少年に手紙を出したい事情を喋らせ過ぎじゃないかという事。
「先生にひどい事を言ったことを謝りたい。」
彼がどんな事情でどんなひどい事を言ったのかは見る側の想像に任せて、彼の先生に謝りたいという気持ちを説明口調のセリフよりも演出で見せるべきでは思ってしまいました。
それと好みの問題かもしれませんが、先生が乗るゴンドラと並走させて言葉を交わさせたのもやり過ぎではと感じています。

少し離れた所で先生の乗るゴンドラを見つめる少年。
その少年の姿に気付く先生。
先生がこちらを見ている事に気付いた少年が意を決して立ち上がって大きく手を振る。
少年が落ちないようにゴンドラを操る灯里、そんな少年の姿を優しく見守る郵便屋さん。
手を振り返す先生、先生のもう片方の手にはさっき郵便屋さんから手渡された少年の手紙。

私が抱いているARIAの作品感では、こんな演出を考えてしまいます。
この間、セリフは一切なしで。(アリア社長の「にゅっ」ぐらいはいいかな)
まあ何と言うかオタの勝手な戯言、軽く流して下さい。

あとDVDでは修正されると思いますが、郵便局に着く前にアリア社長に郵便屋さんの帽子被らせちゃダメでしょう。
「社長、事前に用意してたんだ」と勘違いしてしまったじゃないですか。