“ワイルドアームズ ザ フィフスヴァンガード”を終わらせて少し時間が経って落ち着いてきたので感想というか気になった点をいくつか。
以前に触れたアヴリルについては改めて書かないでおこうかと思いましたが、やっぱり一つだけ。
新しい一歩を踏み出そうとした瞬間に無理矢理スタートに戻されてしまう人生の繰り返しを幸せと言わせていいのかと思います。
次に気になったのが、節目節目で流されるレベッカの日記の描写。
もしかしたら私達のゲームプレイ自体をレベッカの回想、あるいはもう一人のアヴリルがその日記を読んでいる状態だとイメージさせる為の演出なのかなと今は感じています。
でも個人的にはこの日記のシーンについて音声は余計だった気がします。
まあそもそもこの日記のシーン自体いらないと思っているのですけれど。
理由は、交わされたセリフからそのキャラの心情を色々と読み取ろうとしているところに「今、この人はこんな風に考えているんですよ」と答えを押し付けられているようで好きになれないのです。
国語のテストじゃないんですから好きに解釈させて下さい。
それと主役のディーンに最後まで馴染めなかったですね。
世間知らずだった若者が旅に出て、現実を知りそれを打破する為に頑張る。
定番と言えば定番ですが、その打破すべき現実がWA5では種族の壁を壊すという途方もない事。
ポッと出の兄ちゃんが口にしていい目標とは到底思えない。
「諦めなければ人は何でもできる」というのは主人公ディーンのセリフですが、「それでも限度があるやろ!」と何度ツッコミを入れた事か。
私の中のWAシリーズの主人公は、結果として世界を救うような活躍を果たすが事が済んでしまえばそこらにいる渡り鳥と変わりはしない。
世界を導いていくのは、それをやりたいと思う者に任せた。
俺は、仲間と共にこの荒野で生きていく。
そんなイメージですね。
「ワイルドアームズ ザ フィフスヴァンガード(WA5)」ですが、最終決戦を前にしてオマケ要素のパズル攻略やサブイベント、隠しボス退治などの寄り道をしていました。
でもここに来てキャラ6人全員のレベルも90を越えてしまいましたので、一度エンディングを見ておこうと話を進めてみました。
その結果、見るんじゃなかったと今は後悔で一杯です。
エンディングを一度見て改めて完全攻略へ向けて頑張るつもりでしたが、今のところプレイする気力が湧いてきません。
ラストで一緒に旅をしてきたアヴリルがいなくなってしまうのはある程度覚悟していましたが、あの結末はちょっと酷過ぎるだろうと言うのが私の素直な感想。
写真は、アヴリルの運命に対する私のささやかな抵抗。
こういった穏やかな日常を迎えて欲しかった。
アヴリルのシャツ姿は、私の趣味という事で軽く流して下さい。
折角なのでレベッカも登場願いました。
「また制服なんか着せて 」と言われそうですが、これには理由があります。
WA5が10周年記念のゲームである事からかオマケ要素として隠しボスを倒すとWA歴代キャラのコスチュームが手に入れる事ができます。
その中でレベッカはWA4のヒロイン“ユウリィ”のコスチュ-ムに変更する事ができるのですが、これがまあ何と言うかレベッカというキャラに合っていない格好でして映像を見て笑ってしまいました。
手元にあるピンキーで再現しようとしたら、これが一番近かった訳です。
「エヴァンゲリオン・クロニクル」という全30巻からなる分冊百科の創刊記念の限定フィギュア“綾波レイ”です。
この本を企画した方々の思惑通り、申し込みに必要な第2号まで買ってしまいました。
「これ以上踊らされてたまるか!」とその時点で買うのを止めたのは、私としては頑張った方かな?
以前に海洋堂の動物フィギュア欲しさに「日本の天然記念物」という同じ様なスタイルの本を買い続けてしまった経験がそうさせたのかもしれません。
これとは別に全巻揃えればドールハウスが完成するといった本がありますが、全巻揃えると一体幾らになるのかと何気に計算してみたら18万近くかかるとわかってちょっとビックリしました。
っで、肝心のフィギュアの方ですが…。
第一印象は、正直ビミョーなものがありました。
でも実際取り出して飾ってみるとそうでもなかったりします。
どうも顔を正面からみたりするのが、私の中でNGみたいです。
それと影の付き方ひとつで印象が変わってくるものだと改めて思いました。
これは、フィギュアを梱包していた箱です。(正確にはフィギュアが入っていたボックスをですが)
書かれている注意書きを読んでいて、年末の某ネット書店のDVD-BOX送付騒動の事を思い出しまして撮ってみました。
昨日もその書店に関する記事を読んだのですが、相変わらず顧客に対する配慮に欠けるところがあるようですね。
前・後編に分かれている作品の後編だけ先に送っておいて前編は結局用意できなかったというのが事実だったとしたらホント呆れてしまいます。