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骨折してたよ・・・

とりあえず、ブログでも・・・

「『地球樹の女神』の続きがやっと読めます。」の巻

2005-09-08 | 近況とか、なんかいろいろ
どうもポリタンです。

ここ最近、「頼んだ物が届かない」「買った物が不良品」等の現象が相次いでいたんですが、画像のCDもそのパターンでした。
「申し込んでから1週間~10日でお届け」とかあって、10日過ぎても届かず・・・
HPにあった「質問コーナー」から質問しても無視され・・・
終いにメールで問い合わせしたら「スミマセン、早急に送りますメール」が届きました。
それから数日・・・やっと届きました。

このCDは「電子図書」みたいなので、PCやPDAで読む小説ですね。
前にPDAを買ったのもこれを読む為だったりします。

買ったのは「地球樹の女神 -最終版-」と「月光魔術團Ⅲ 幻魔大戦DNA」です。
作者は「平井和正氏」です。

「地球樹の女神」は1988年に角川書店の「野性時代」で連載され
第2部からは徳間書店の「SFアドベンチャー」に移り1992年まで連載された小説です。

さて、ここでポイントですが・・・
小説や漫画って大きさや出版社を変えて何度も発売される事ありますよね?
漫画だと、初め普通に単行本~愛蔵版が出て~最後に文庫本
小説だと、初めノベルズ~次に文庫本~その後、出版社が変わってまた出る
って感じです。

この「地球樹の女神」もこのパターンで・・・
「角川ノベルズ」から第一部の6巻まで
「徳間書店」からは最終巻の13巻まで
最後に出た「アスペクト(アスキー)ノベルズ」なんて酷いもので・・・
「6巻までしか発売されず、その内の大事な4章が抜け、第2部が2章だけ入る」
というとんでもない出来でした。

この時期、「月光魔術團Ⅲ」も「単行本が発売されず、電子図書のみの発売」という、「作者の平井氏は出版関係と揉めたのかな?」って勘ぐってしまうほどでした。

で、その「月光魔術團Ⅲ」も電子図書の発売後、マイナーな出版社から全6巻でハードカバー仕様の単行本が発売されたんですが・・・1冊、3000円!!
全巻揃えると18000円!!
こらぁ~泣きますね。
という訳で、こちらも電子図書で買う事にしました。

ちなみにこの「月光魔術團」について説明すると・・・
前作の「ボヘミアンガラス・ストリート」が当時、「ファミ通」に毎週、広告が載ってて
「平井和正の新作か、なんだろな~」って位で思ってました。
完結後に出した新作が、この「月光魔術團」!!
もちろん、毎週「ファミ通」に広告が載ってました。
表紙の「泉谷あゆみ嬢」の書く主人公「犬神メイ」が凄い気になってました。
で、本屋で探してみたのですが、全然見あたらず、探し回った末「紀伊国屋書店」に1冊だけ発見しました。

早速、買って読んだらこれがもう~めちゃくちゃ面白いではないですか!!
もうビックリだ!!
餓鬼の頃、同じ「平井氏」の作品、「幻魔大戦(アニメの映画が公開されたから読む気になった)」を読んでも全然分からなかったですが、この「月光魔術團」は凄い読みやすく、面白い作品でした。
で、巻末に「2巻は、×月発売」とか書いてあって、それ以来、「わざわざ小説を買う為だけに遠くの紀伊國屋書店に行く」という面倒なお買い物が始まりました。

で、この「月光魔術團」も「地球樹の女神」よろしく、「出版社が何度も変わる」というパターンで・・・
「月光魔術團」~ノベルズは「アスペクト」、文庫本は「電撃」
「月光魔術團Ⅱ ウルフガイDNA」~「電撃」よりノベルズ
「月光魔術團Ⅲ 幻魔大戦DNA」~「駿台曜曜社」より愛蔵版?例の全巻で18000円

というパターンで、ファン泣かせな作品です。
まぁ~これで全部読めるので、良いですけどね・・・

ちなみに「平井和正氏」の電子図書は日本一の売り上げだそうですね。
その上、今は携帯でも読めるサービスも開始されているようで、新作の「幻魔大戦deep」なんて、今のところ携帯でしか読めませんしね・・・
(ちなみに私の使ってる「INFOBAR」は対応してません。)

で、「『地球樹の女神』と『月光魔術團』って、どんな話よ?」って聞きたいと思いますが・・・
小説とかの説明って難しいでしょ?
説明しちゃうと、完璧にネタばらしになりますし・・・
ですので、気になる方は手に入れて読んでみて下さい!!

けど、それだけではアレなんで、HPの説明をコピペしておきます。
「地球樹の女神」
「IQ400を超える14歳の超天才少女・後藤由紀子は、底知れぬ闇を蔵した少年・四騎忍と出会う。
二人のなにげない出会いは、しかし、世界の終焉と再生の幕開けだったのだ!
ラスト・ハルマゲドン・ストーリー」

「月光魔術團」
「'70~'80年代の少年少女のバイブル「ウルフガイ・シリーズ」が、装いも新たに還ってきた!
博徳高校に転校してきたライオンヘアの美少女・犬神メイは、不死身の神話人種の末裔で…。」

「ウルフガイ・シリーズ」
「暴力で荒廃した“悪徳学園”に、独特の精気を発散させる一人の少年が転校してきた。
彼の名は“犬神明”。
不死身の人狼である正体を隠し、薄汚れた人間どもとの馴れ合いを拒絶する明の孤高なる魂の彷徨を描く、永遠の青春のバイブル!」

ちなみに今時に漫画やアニメの主人公達のルーツの元祖が、この(↑)「犬神明」だと言われています。
私も読んでみて納得しました。
1971年当時にこんなキャラクターを編み出してたって事にビックリしますね。
「アダルト・ウルフガイシリーズ」なら、まだ本屋でも手に入るかもしれませんし、オススメですよ。

簡単に書くと・・・
平井和正氏の「犬神明」「田村俊夫」とか~

菊地秀行氏の「マンサーチャー」「念法使い」「ダンピール」とか、夢枕貘氏の「サイコダイバー」「闇狩り師」とか~

現在に至る

って感じでしょうかね?
「月姫」の作者さんは「菊地秀行氏、夢枕貘氏」にかなり影響を受けているとの事ですので、「月姫ファン」の人とかも「平井和正氏」の作品、オススメかもしれませんね?

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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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平井和正おっ死んでるな (消極ピエロ)
2016-11-24 09:17:16
やっぱりゾンビになっちまったな。
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