浜島・宇気比神社正月例大祭

宇気比神社では　神事のあと　盤の魚と弓引きが行われた
先ず　盤の魚は　ボラがまな板の上に用意され
手を使わず　包丁と　真名箸だけで　調理する
豊漁と　海上安全を願う　漁師の神事です


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盤の魚 （浜島 宇気比神社）

魚は　頭　身　骨　尻尾　身は　更に小さく切
改めて　宝船に組んだ

このボラの調理には　裃姿で　代々井上家が世襲であるが　
わけあって　今回は　神社総代が　調理した

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調理の魚 （浜島 宇気比神社）

会場は神社境内に　ござを敷き　漁業関係や
自治会役員などが　回りに座り　儀式として
ボラ入りの「なます」を肴に　お神酒が出る
ボラの身は　小さくして　参列者に配られ　
神棚や漁船に供える
２匹のボラの頭は　漁組長や　区長がいたく慣わしです　
　

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弓引き神事 （浜島 宇気比神社）

盤の魚が　お開きとなり　その横で　
弓引き神事が始まる
若者２人が　裃姿で　弓を持って登場　
片袖を脱ぎ　的に向け　三回づつ　矢を放つ

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弓の的 （浜島 宇気比神社）

観客が見守る中　矢が放たれる
矢が　的に当たろうか否か
子供たりは　的に石を投げ　
的に穴をあけてしまう　
大的に矢が当たると　的に駆け付け
足で蹴って破る


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弓引き中入り 餅まき （浜島 宇気比神社）

大的の弓が終り　射手は　
的の前に行き　餅を撒く

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矢が飛ぶ （浜島 宇気比神社）

矢は　的を目がけ　まっしぐら　なかなか当たらない
大的が　終わると　３０㎝ほどの小的に変わる
なを　大的の芯に当たると　「祝直し」となり
翌日　再度行われることになる

志摩の各地には　色々な正月神事が沢山あります　
　

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